以前にもお知らせしていましたが
赤ひげ、昨日15日の放送には
舟木一夫さんの座組でお馴染みの
長谷川稀世さんとかずきさん母娘のお二人が
出演されていました。
山本周五郎原作の赤ひげ
第7回の昨日は
若旦那の母親役に稀世さんが
その若い頃の回想場面にかずきちゃんが
共演されていました。
訳あってずっとタダになっていた長屋の家賃。
約束した家主(稀世さんの旦那さん)が亡くなり
息子の代になって家賃が払えないなら
皆出て行けと理不尽な事を言いだします。
何か訳がある事だからと諭す母親に
「オレが今よりもっと店を大きくして見せる」と
聞く耳を持たない息子。
ついため息が出てしまいます。
実はその訳と言うのは
若旦那が小さい頃に起きたある出来事が
原因だったのです。
息子と旦那さんが楽しそうに遊ぶ姿を
笑顔で眺めている幸せな光景。
その幸せが一転して、、、。
姿が見えなくなった息子の名前を呼び
半狂乱で探してまわるお母さん役のかずきちゃん
シクシク泣いているのを
もう一度と再び探しに来た長屋の夫婦により
助け出されました。
助けてくれたお礼と、
そんな嫌な事があったのを忘れさせてやる為に
この日の出来事は内緒にしてやってくれとの
親心からのタダだったのです。
父親に勝てないもどかしさと妬みや悔しさで
反抗的だった若旦那も父のその想いに気付き
今迄と同じように家賃はタダ
皆もずっと同じ所で住み続けられる様に
なりました。
この大家さん父息子以外にも
行方不明の若旦那を助けた長屋の住人父子
赤ひげの元で働く医師の森さんも
父との確執があるみたいですが
若旦那の「まだ恩返しもしていないのに、、。」
と、亡き父を思って涙を流す姿に
長屋の息子は認知症の父を引き取り
森医師も何かを感じた様です。
周五郎さんの描く親子や夫婦の情愛、
いいですね、心に沁みます。
稀世さんとかずきちゃん、
今回はお二人で一人の役でした。
やはりお二人とも和風姿が様になっていますね。
今、新橋演舞場では
稀世さんが戸田の局、かずきちゃんが瑤泉院
主従の役ですよとお聞きしています。
私の初日もやっと一週間を切りました
1年間、舟木さんの座組以外で
色々な役に挑戦されて
勉強されていたかずきさんのあぐりと瑤泉院、
そして稀世さんとの場面を
楽しみに待ちたいと思います。
何より夫がかずきちゃんどうや?と
先に行かれた舟友さんからの報告が
とても気になっているようです(⌒-⌒; )
舟木一夫さんの大石内蔵助
林与一さんの吉良上野介
尾上松也君の浅野内匠頭はもちろん
あの方やこの方と気になる方が沢山で
どの場面も気が抜けないでしょうね、きっと。
100人近い出演者の方々皆さまの
一致団結された舞台、
本当に早く拝見したいものです。












