七月盆の今日は、母の2回目のお盆でした

この地域では、一か月遅れの八月盆が主流ですが

弟たちの仕事の関係でその頃は一番忙しく、お寺さんに相談すると

新旧のお盆の間なら都合のつくときにでいいですよと言っていただき

皆の集まれる今日にお寺さんに来て拝んで戴きました

 
リフォームして新しくなった実家には
今月初めから弟たちが住んでいます
 
両親や先祖のお仏壇も、母が入院してからは
弟たちの以前住んでいた家に引っ越していたので
久しぶりに長年住み慣れた地域に戻り
喜んでくれている事でしょう。
 
特に父と母はこの地域に、私が高校一年の時に家を建て
同じ頃に建ったご近所さんとは長い付き合いで
退職後は老人クラブや町内の役員をさせて貰ったり
町内旅行に行ったりと、ご縁のある方たちの近くに戻ったのですから
 
弟夫婦や甥っ子姪っ子の家族、私たち夫婦、子供たちとその家族
小さい子もひばあちゃんの遺影の前でしっかり手を合わせる姿に
きっと母は喜んでくれたいることでしょう
 
「よう来たね~、ありがとう
  まあ、みんな~大きゅうなって、ひいばあちゃんは嬉しい!
   怪我せんように、元気でおりなぁよ」
 
生家のある愛媛県川之江市と嫁ぎ先の高知県大豊町立川と
両方の方言の入り混じった、特徴のある喋り方の母
その母の声が聞こえるような、和やかな法要でした
 
お墓参りでは、母の好きだったビールもお供えし
私たちも帰ってから、義妹の手作りの料理で乾杯しました
材料に使われた野菜、キュウリ、カボチャ、ゴーヤ、トウモロコシなども
実家の裏にある貸農園で、義妹が作ったものです
喋るのと食べるのに忙しくて写真は撮り忘れましたが
沢山のごちそうで、皆で美味しくいただき、お土産にちらし寿司と
野菜も色々貰って帰りました
 
遺された者たちが、仲良く元気でいることが何よりの供養で、
準備してこの場を作ってくれた弟たちに感謝しつつ
これからも元気で仲良くと思った母の法要でした