みなさま。
おはようございます。
船井総研の設計事務所経営コンサルタントの高田悠一です。
昨日は兵庫県の企業様で個別コンサルティングでした。
さて、過去に何度かお伝えしておりますが、設計事務所の数の最新データをお伝えさせていただきます。
「国土交通省住宅局建築指導課」発表のデータを見てみますと、11万弱の事務所登録があります。ゼネコンや、工務店、リフォーム会社等の登録も含んでいますから、純粋な設計事務所(工事はせずに設計のみを行う)は4万~4万5千事務所程度あるのではないかと思います。
グラフを見ていただければ良くわかりますが、2000年をピークに設計事務所の数は減り続けていましたが、2011年にその勢いが落ち着き、横ばいの傾向になってきました。
しかしこれは、震災後の建築特需や、増税前のかけこみ需要で仕事が増えたという要素が大きく関係しているように思います。
つまり2014年(特に2016年)からはまた減少傾向になるのではないかと考えます。
いつもお伝えしていることですが、建築市場の縮小以上に、設計事務所がなくなるので、生き残っていれば残存者利益を得ることが出来るはずです!
★本日のポイント★
事務所は永く続けることに意味があると思います!