ぐ~ぐ~ぐ~ぐ~

嫁さんや旦那が口を開けて隣で寝ていると
嫌になったりしませんか?

口を開けて寝ている成人は、

子供の頃からずっとそうですから、

お口を開けてもらうと

歯に寝癖がついていることがハッキリわかります。


口を開けて寝ていると

下唇で下の前歯は常に内側へと押されてしまうため
歯には内側向きの矯正力がかかり続けて

歯は咬合平面より伸びて(挺出)

前歯がガタついてしまいます。

頬の粘膜からも内側へと狭窄する力が

奥歯にもかかり続けますから

歯列も狭くなるのです。

すべて寝方、寝ている間の長い時間の同一方向への自然の矯正力が原因です。

 

 


かつてから食べ物理論というものはありますが、

今は多くの筋機能矯正装置によって

自然とよい歯並びを獲得できる(成長期に夜間8時間程度口に入れておく装置を使っておく予防矯正法)

ことからも立証されたように

睡眠時の呼吸路がどうなって育ってきたのか?

が歯並びや顔つくりの大きな要因となっています。





寝ている時に肩を広げて頸部を伸展させて

鼻から呼吸を深く吸って熟睡できるだけの

頸部筋の伸びと舌関連筋の伸びと

口唇閉鎖力と

鼻の慢性炎症の軽減に

成長期に成功しておくことは

頭への正常なリンパや血流や脳脊髄液の供給排泄を妨げないことに繋がり

将来的な認知症のリスクも低減させてくれます。

 

 

 

顎顔面が作られていく小児期に

さっさとよい口元、よい歯並び、よい顔つき、よい口腔機能を

作って長い人生の重要な土台作りをほぼ完成しておく治療

予防矯正と言います。

 

最近は、歯科医師国家試験でも

出てくる一つの重要な歯科の分野になってきています。

 

上の3Dプリンター模型は

I先生のところに

来院されていた小学1年生頃にすでに歯並びに問題を生じてしまっていた

お子さんのCT撮影データから

情報を抽出して技工所が3D模型を作製して販売されているものを

購入したものです。

 

当院では小児期にレントゲン被爆量が増えるCT撮影を積極的に

行うべき理由をそこまで感じていませんから

例えば、埋伏歯があって

それをどうしても今、抜歯しなければ絶対に問題を生じると予測できれば

撮影する理由が出来ますから撮影するでしょうが、

小学1年で歯茎を大きくめくって骨を開削してまだ十分出来上がっていない歯根の側を

組織侵襲するリスクを犯してまで

外科をする意味を見出すことが今までなかった為に

このように小児でCTを撮影したデータはほぼありません。

またCTを撮影してもそれだけで模型がすぐに出来上がるわけではなく

得られた多様な組織情報から不要な情報を消去して

作り上げたいデータのみ抽出加工して

模型データのデザイニングを行わないといけないのですが

それに結構時間を要したりコツが必要だったりし、

3D模型を作るだけでも手間と機器と材料のコストがかかります。
その費用は数万円必要で高く、

またそれを患者さんの要望で作製して欲しいとお願いされることもありませんから

当院の患者さんのケースでは技工所に高額なお支払いをして

作製する事はしていません。

ですから、

I先生がされるセミナー用か?発表用?か?で製作され複製販売可能とされた製品を購入し

患者さんへの説明用として

院内に展示させていただいております。

常に矯正治療前検査としてCT検査を必要としている歯科医もいますから

その場合は、以下を参考にしていただければきっと多少なりともご安心いただく事が出来るものと思います。

http://www.radiology.jp/content/files/371.pdf

当院ではそこまで必要と判断しない治療法とコンセプトで行っているという見解の違いがあります。
撮影時には防御エプロンも使用されるものと思います。


一般的なパノラマ撮影やデンタル撮影やセファロ撮影時の

被爆線量は日常で外で浴びている線量程度となっており
今どきの歯科用デジタルレントゲン撮影を怖がる人はいなくなっています。
福島の事故後しばらくは福島近郊から転居されて来たという

ご家庭のお子さんのケースで

どうしてもレントゲン撮影はしてほしくないと言われ

当院での予防矯正の契約をお断りした事例が何回かありました。
最近はめっきりそういう方はおられなくなりました。

それだけ歯科のデジタル撮影が安心低線量という認識が一般の方に広く理解されるようになったのだと思います。

福島近郊から避難して来られていたお子さんはすでに他のエリアよりも多くの線量を浴びていることを懸念されていたものと思われます。

そういうエリアのお子さんに甲状腺がんを疑う病理所見が他所より多く見つかったと

医学的な報告を行った医師がおられましたが、

現在はそれは行き過ぎた検査であったと否定的に捉えられています。

 

福島で甲状腺がん診断多発の裏に「過剰な検査」、日本人が知らない“がん検診”の実態2011年の福島第一原発事故後、子どもの甲状腺がんが多く確認されている。これは「原発事故による被ばく」のせいなのか、それとも「過剰なスクリーニング」のせいなのか。がん検査や疫学調査の専門家らの中には、このスクリーニング検査が結果として、子どもたちのその後人生に不利益をもたらしていると警鐘を鳴らしている人も少なくない。リンクdiamond.jp

 


機種によりまたお子さんの体格によって異なる為一概に言えませんが

CT撮影はおよそ10倍くらいの被ばく線量になるという事なので

東京とニューヨークを飛行機で旅をした程度でしょうか。。。。

ですから子どもの被ばく線量などさして気にせずに

どんなお子さんでも必ずCTまで撮影して

説明や分析や研究や発表に使ったほうがよいと判断する歯科医は徐々に多くなってきています。

特に発表をしたがるリーダー系の歯科医の中に

同業から見てもそれは本当に必要なのか?やりすぎでは?

と思われるような傾向がみられるように思います。
まあ、症例発表というものはどうしてもそういう傾向になります。
認定医の資格試験用提出物もそういう事が要求されたりします。

専門医の診断や症例発表に用いる可能性がある場合、

同業者である多数の歯科医らを納得させ唸らせるためには

どうしても術前、術中、術後の資料集めがとても重要とされますからね。

 

もちろん、大人の場合は、すでに感受性が低いので

CT撮影を行うメリットの方がデメリットを必ず上回るというケースがほとんどでしょう。
特に大きく歯を動かす矯正治療前に骨のボリュームを3次元的に把握したうえで

非抜歯での矯正が可能になるかどうか?を検討するためには

とても有用なツールとして

CTはとても役立つものと大いに期待されています。
見えないものを見える化して安心安全に治療を進めていくことを可能にすることが出来るものが

CT撮影である場合は非常に多くのケースであります。



さて、



上の図右側は、初診時の乳歯列期のものです。

セファロ撮影に写っている情報を画像加工しても断面(2次元)情報は得られますが、

ペライ平面情報しか得られません。
CT撮影すると3次元情報(断層撮影)ですから

縦横奥行きの3次元の得られた情報から

模型を製作する事が出来ます。

顔は空気の入れ物と言われますが、
厳しく汚い体外からの空気を

体内に取り込む際に

いきなり気管から肺へ送り込むのではなく

鼻などの腔を通って汚れや細菌やウイルスをある程度取り除き
加湿し、適温にし、肺の毛細血管から取り込まれやすい成分比に変えておくことで

気道へ安心して送り込むことが出来るための十分な構造を持っていれば

喘息にもなりにくいでしょうし、気管支炎や肺炎にもなりにくく

身体にとって優しいでしょう。

十分な腔を作れていますか?

というのを視認可能にするためのレントゲン撮影は必要です。

上の模型では残念ながら鼻腔までで

副鼻腔のモデル化を割愛してあります。

どこのデータをどの程度トリミング加工するのか?

加工のしやすさはどこまでなのか?

という事からの判断があったのでしょう。

また大切な舌に関する情報模型は割愛されています。

 

 

そういえば、以前、東京から来院されたとても洗練されてお綺麗な女性が

ご自身の頭部の3D模型をお母さんと同伴で持参され

外人のスマイル写真のスクラップ帳もお持ちになって

このような顔とスマイルになりたいとご所望されたことがありました。

そうなった場合、外科矯正を行うのか?どこまで美容整形で手を入れても障害を抱えないのか?

というややこしい話になって参ります。

大抵の場合、そういう方は美醜形症(身体醜形障害BDD)の傾向をお持ちですから

当院では治療されないほうがよいですよと

東京のメンターの師匠からもアドバイスいただきましたので

ご縁なく東京に御帰りいただきました。

そのお母さんはそこまで醜形にこだわりを強く訴求されていませんでしたから

後に東京の別の超著名な歯科医のもとその歯科医の初のインビザライン&歯冠修復のケースとして

後に発表されたという事がありました。

様々な歯科医院にご相談に行かれても治療に進んでもらえないという方の中に

このような3D模型&外人のスマイル写真のスクラップ帳を持参される場合があります。
ご自身の3D模型を持参されてご相談に来られる方というのは、

どこか他所の歯科医院でCT検査を受け丁寧に数万円の費用が掛かかる模型を作ってもらい

説明を受けたにも関わらず治療法と説明に納得されず

その歯科医によってうちでは診ないから模型をあげるから他所で積極的に診てもらって欲しいと

縁切りされた方という可能性があるでしょう。
そういう方はどこで治療を受けられても満足されることがない心の問題か?社会的な問題に一時的に陥っておられるのでしょう。

出来ればありのままのご自身をもっと好きになっていただきたいものですし、

そのような外見に囚われる必要がない生活にチェンジしていっていただきたいものですが、

田舎の歯科医にそんな事言われたくもないと思われるのはわかりきっていますから

丁寧にお話をお聞きし東京や韓国に御戻り頂くという事を賢く選択することにしております。
そういうご自身の模型をもって全国の歯科医院にご相談に渡り歩かれる方はお金は比較的十分お持ちなのです。
時には、ご自身のスマイルを変えて欲しいと来院された方の中に

歯の問題ではなくスマイルの作り方の問題や

それ以外の土台の顔の問題(左右差が激しく崩れてきているとか、口がスマイルを作れないくらい機能低下しているとか)

という場合も多く経験しています。

そういう方を満足させる治療となると

全部を削り取る500万円のコースに近くなる

セラミック矯正の選択のほうが可能になることが大いなる場合も多々あります。
ご自身の天然の歯や歯髄を失っていくリスクを飲まないとご本人がなりたい希望のイメージに近づけないという場合も多々あります。
望みの程度によってはご自身の骨や皮膚を削除したりボルトで止めたり切り取ったりしての大改造が必要になる場合もあります。

色々な方が様々なランクの希望をお持ちになって初診来院されます。

歯科医療は本当に奥が深いです。

 

 


さて、

このようなCT撮影を用いた成長期の気道計測に関してですが、

一応、ある程度の規格を期待して

頭の位置を固定して

CTは撮影する事となっていますが、

小児の場合、成長を伴っていきますから

なかなか比較の土台に上がりにくいのではないか?と

思われます。

模型の右左の咬合平面を見ても

目線の違いが判りますし、

顎の位置が前に出たことも想像できます。

乳歯は永久歯よりも硬度が低いのは

顎の位置が成長に伴って発育することに適応できるようにという自然の理です。

昔昔、大学5年の頃、小児歯科の臨床研修期に
母校の教授から乳歯は何故ミロインレー(やわらかい銀)またはレジン充填またはアルミの乳歯冠(やわらかい)

で治療しておかなければいけないのか?と問題を出されたことを懐かしく思い出します。

咬み合わせ形成が終了した大人で使う金銀パラジウム合金(硬い)や

セラミック(硬い)で乳歯を治療してはいけないのか?

その理由は

身体の成長とともに顎の位置も形も大きく変化していく途中だからです。

T4KやMyobraceやプレオルソやEFラインなどの筋機能矯正装置は

その成長余力を上手に使う事を前提とした

予防矯正用装置ですから

それによってCT撮影時の気道の形も幅も異なってくるのは当然でしょう。


撮影時の位置づけも

顔や頭の大きさや形や顎の位置が異なってくるので

気道の形も太さも変化してしまいます。

 

とはいえ、

このように成長期に上手に顎顔面の成長方向をコントロールし

咬み合わせも上手く作り上げ

歯並びもよくし、

日常生活での低酸素状態による慢性鼻炎や炎症体質や扁桃炎を

どんどん軽減させる方向で成長サポートに歯科が入っていくことを

目指すことは間違いではなく

昨今の小児歯科の主流となってきています。

酸素を上手く取り込め呼吸器系免疫系に慢性炎症の負荷がないよい成長に

誘導してあげる事を

歯科がどの程度ルーティーンに可能にしていくのか?

今後のこの分野の発展は大いに期待されているところでしょう。

 

気道の出来方によって

目線も顔の形も

歯並びも大いに変わってしまいます。

成長後に特徴のある形態に悩んで外科矯正に進まざるを得ない人を

多発してしまう事がないように

また、抜歯することによって歯列のアーチを必要以上に狭くされてしまい

前歯のコントロール不良により
舌が後方に落ち込む体調不良になる人を作る出してしまわないように

成長期だからこそできる効果的な予防矯正が

今、歯科では大いに盛んになってきています。

 


口を開けて寝ている嫁さん、旦那の寝顔と歯並びにがっかりしているそこの貴方!!
子どもはそんな風に育っていかないように

予防矯正について

考えてみませんか?

 

good sleep 

 

成長期によい形を作っていくように

歯科が十分なサポート力を発揮する時代に入って来ています!!

 

当院では2万円から
混合歯列期には

12万円で

サポートいたしております。

すでに1000症例以上の実績をもって

非常に多くのお子さん、親御さん、お爺ちゃんお婆ちゃんから感謝していただいております。

対象エリアは広く

遠方のお子さんの場合、ZOOMでの診療(指導・管理)の選択も可能としています。

ベテランの歯科衛生士さんが

子育て応援とともに

お子さんのよい口、よい歯並び、よい口元、よい顔、よい機能、よい呼吸、

そして虫歯ゼロをしっかり管理してくれていますよ!!