ボゴ口、口ボゴ、出っ歯、ガタガタ歯、

受け口はいつ作られるの?

 

それは、離乳時以降の長~~い成長期間、

1歳頃から17歳くらいまでの期間にです。


岡山のユーチューバーさんも

ボゴ口にコンプレックスを感じていたお一人だったようです。

まだ、矯正治療5カ月程度のようですから

治療予定期間4年のうち最初の1年以内の舌側矯正の途中のようです。
まだまだ抜歯スペースが残っている間に口元が変化していきそうですよね。

鼻の整形もやったの?などと疑われるほど相対的に口元が変化してきているそうですよ。

口ボゴを抜歯矯正治療で治していっている詳細動画のユーチューブを貼っておきますね。

毎回忌憚ない話っぷりが親近感を感じます(岡山限定かもしれませんが・・)
 

この動画で裏側矯正のイメージがつかめるかもしれませんね。

 

 

たった5カ月でも抜歯してスペースがあれば歯の移動はどんどん進みますね。

舌側矯正は細かいコントロールが難しい治療になりますから

都会の専門医を選択されたのは正解だったように思いますね。

私達歯科医は、舌側矯正のシビアなケース(結果が思わしくない)を見ることが多いので
歯科医の選択はとても大切だと思いますね。

(これを見ると口蓋は深くなるでしょうが歯は綺麗に並べてもらえそうですね!)
舌側矯正より微調整が容易でバリエーションが豊富な表側矯正や

歯の動きに無理が生じないインビザライン矯正のほうがより安心で汎用性としては高い治療になりますから

舌側矯正と希望を限定されなかったならば岡山でも可能だっただろうなと想像しています。

スマイルトレーニングもしっかりしてもらうと
印象がかなり変わってくるんじゃないかな?
(個性がなくなって可愛くなっていって
どんどん破壊的な面白さが

なくなるとブロガーとしてはマイナスかな??)

 


矯正治療の場合、

成長後の抜歯非抜歯の選択は、
きちんとセファロ分析を行ったうえで

矯正歯科医にきちんと診断してもらって

決めることが大切ですね!!

 

さあて、

このように、

大人になるまでの間、人は親には言わなくても

様々な容姿に関連するコンプレックスが生じ、

それがその人のキャラクターを作っていき、

作られたキャラクターがその人の長い人生を作っていくので

できるだけお顔の成長期に

お顔まで上手に作るためにも育成矯正や

1期矯正というものを受けておくのが

理想的です。

 

じゃあ、何が

その口元と歯並びを作ったのか?っていう

今回はそういうお話です。

 


お口の機能の発育が不十分だと

歯並びや顎顔面の形に大きな影響を与えます。

 

動画でも言われていましたが、

歯並びによって

歯磨きの難易度も上がるし

口も閉じられないし

睡眠時にたいてい口が開いてしまうでしょうから

唾液の自浄膜が寸断されますから

歯が汚くなりますし、

虫歯にもなりますし、

歯周病も進みますし、

口臭もします。

困ったものでしょう。

 

そうならないために、

離乳期からどうすればいいのか?

離乳をどう進めていけばいいのか?

口をちゃんと閉じれる子に育てるためには?

鼻呼吸ができる子に育つためには?

睡眠がしっかりとれるには?

等々

小児歯科専門医はよく勉強をされています。

(とはいえ、矯正治療を行っている小児歯科医に限定されますが・・・)

 

矯正歯科専門医はそういう事をあまり重視しません

というのも、矯正が出来るのは歯が揃ってからというのが基本的な考え方で

アプローチ法になっていますから、

お子さんをどういう風に育てていくのか?について

研究分野が全く違うからです。


離乳のタイミングや、

離乳の進め方、

離乳食形態のタイミング、

離乳時のスプーンの選択、それの口への入れ方、

飲料のコップの選択から始まって、

食事の際の机の選び方、

椅子の選び方、

座らせ方、食べ方の指導等々、

細か~く理想的な環境作りの情報が蓄積されているのは

小児歯科専門医の

勉強グループ集団のほうです。

 

そこからズ~~っと幼稚園保育園時、

歯の交換期の小学生時代、

親知らずが顎の骨の中で出来つつ身長が伸びどまる中学高校生時代、

そして成長最終ステージが終わるまでです。

 

少なくとも身長が伸びどまるまでは、

身体の影響を大きく受けて永久歯列が完成しますから

最後まで気を抜けません。

 

その後は、

骨幅や粘膜の薄さは条件が悪くなるだけで

よくはなっていきませんから

成人矯正の場合、

多くのケースで小臼歯抜歯ケースが増えることになります。

 

1本の小臼歯を抜歯すると
約7mmの抜歯スペースが得られることになります。

健康な小臼歯を抜歯すると

そこには健康な歯槽骨が元々成長期に作られていますから

小臼歯分の骨幅の存在が保障されていて

更に歯周組織もあることが保障されています。

ですから抜歯矯正をしたほうがセファロ分析しかしない従来の矯正治療では

超安心できるという事になっています。

矯正専門医制度はセファロ分析を基にした歯の移動のプロ集団という意味合いですから

小臼歯抜歯をどうしてもやりたがります。

CTが必要ない歯の移動として小臼歯抜歯が安心できるからですね。

 

他方、昨今は、

矯正専門医でもCT解析を行い

デジタルで歯の移動の治療ゴールを決めて

歯を移動することがやっと始まっています。

(専門医制度の範疇外)


口ゴボ、ゴボ口、出っ歯、顎なし、受け口にならないためには、

成長期、これを上手くコントロールしておくことが

一番効率的です。

 

ただ、成長予測はある程度セファロ分析で可能といっても、

顎骨(体幹の骨も含めて)成長自体をコントロールするのは

歯科医の職責の範囲外ですから
小児歯科や内科でホルモン療法などを併用して末端の成長をコントロールしつつというケースもたまにあります。

(低身長のお子さんのケースが比較的多いです)

 

歯科ができることは、

歯と顔面の成長期(乳歯から永久歯への交換期)に

歯槽骨と歯周組織を良い方向に誘導しておく事が

とても得意なので

そこを上手に使われるとよいですね!

 

そうすると、歯がとても綺麗に並びつつ

小顔で

首がスッと長くて

姿勢もよい

モデルさんのようなお顔立ちに

自然に(装置を歯面に固定しなくても)

育つことが可能になります。

 

子どもの成長に任せて好き放題に育っておいて

後から顔かたちも含めて変えようとすると超大変です。

もちろん、外科矯正という荒業もあります。

保険治療で外科矯正をしてもらって後から綺麗にしてもらうという選択を

お子さんに選ばすというのも

よくあることですが、

あえてお勧めしたいとは思いませんよね?
丸いスイカを四角に育てられるのは

成長期から育てるからですね。



歯科の場合、トレーナー矯正というのが

その型枠になります。


歯科医院でしっかり診てもらいつつ

お子さんに毎日うまく使ってもらって

更に必要な身体へのアプローチも行って

よい方向に成長させておくと

後で苦労しなくて済みますね。

 

成長期からよい形になっていると

変なコンプレックスに悩まされないので

人生が変わっていきます。
 

歯が綺麗!

口元が綺麗!
笑顔が素敵!

って

とてもアドバンテージ高いですよね。

装置はシリコン製やポリウレタン製で柔らかめですが

既製品ですからあまりにも規格外の歯並びですと

装置を強要する事は罪が深いという事態になります。

ですから、必要であれば

先に理想的なアーチフォームに歯の位置を先に部分的に動かして

お子さまの使用が負担なく可能な状態にしてあげてから

成長期をずっとこの装置でサポートしてもらうというほうが

効率的で効果的で仕上がりが良かったりします。

 

この辺りは、歯科医院で

実際に説明を受けてみてくださいね!!

 

こういうトレーナー装置を使った

呼吸や気道体積や身体の歪みにまでアプローチしていく育成矯正の

治療費がどんどんどんどん高くなってきているようです。

 

本日も京都の方が50万円必要と説明されたと相談のメールを送ってこられていました。

 

私が知っている小児歯科では120万円が必要といわれるようで、

それでもたくさんのお子さんが頑張って治療に通院されているようです。

当医院もかつて6万円で何個でもという事でご提供していましたが、

現在、12万円に変更しています。
まだまだ甘いな~~(治療費設定が)と反省することもあるのですが、

当面はこの治療費で岡山の子どもたちを応援していきたいと考えています。
小児歯科専門医では50万円といわれても驚かないですよね。。。。

 

それ以上の価値がある治療です!

 


通常、

育成矯正で口ボゴになるのを防止して

綺麗な歯並びで綺麗な口元に育てますと、

大抵の場合、親知らずは生えるスペースがなくなります。

(前歯にトルクをちゃんと利かし、

スピーカーブをなくすと奥歯の近心傾斜がなくなるからですね)
奥歯が咬合平面に垂直に立っていると

歯の安定がよくなり咬合力で歯並びが乱れていくことを防いでくれます。

そういう理想的な仕上げにすると

親知らずは生えるスペースがなくなりますから

早期に抜歯したほうがよいですよという事にしばしばなります。

特に下の親知らずは早期抜歯が必要です。

保険では矯正のための早期抜歯はできませんから

自費診療で埋伏している親知らずを抜歯する必要性が高くなります。
当院の場合は口腔外科専門医が来てくれていて1本埋伏抜歯1万円です(税別)。

小学6年生か中学生の頃、

埋伏している下の親知らずの歯冠が石灰化した頃が

小さな術野で、間違いなく抜歯できる(第2大臼歯を傷つけたり、誤って抜歯するリスクなく)

第3大臼歯=親知らずの抜き時です。

そこまでちゃんとしておけば

一生涯安定した歯列が維持できますね。
歯周組織の活性が高いうちにお口の健康の条件を整えておくと安心です。


詳しくは、こちらをご覧ください。

 

 

 

 


 

Q: ボゴくち、くちボゴ、出っ歯、ガタガタ歯、

受け口、顎なしはいつ作られるの?
A: 子どもの頃にだよ~~~

急に大人になってなるわけではありません!

 

成人したら歯を抜歯して隙間を作って並べ治すカモフラージュか?

または外科矯正が必要になることが多くなります。

 

インビザライン矯正の場合、臼歯の遠心移動が可能とされていますが、

ブラケット矯正でも装置が超複雑になりますが可能です。

下は2mm、上は4mmくらいが

遠心移動量としては妥当な範囲とされています。

それ以上になるとなかなか終わらなくなって治療期間が5年すぐ経ちそうです。

臼歯の遠心移動は案外難しい治療です。

可能かどうか?に関しては専門医にちゃんとセファロ分析、

そして絶対にCTで骨幅計測をしてもらってね。

最後に

Q: 正しいスマイルとは??
A: 絶対に口角を下げない!
  下の歯は極力見せない!
  上の歯をしっかり見せる!

この写真は同じ人ですが、スマイルトレーニングを行ったら

印象が全く違って格好いい人になりますよね。

(歯を削らずに付け爪感覚のスーパーエナメルを歯の表面に貼り付けています)

歯にコンプレックスがあると絶対に自信をもって笑えないですから

小学校の頃から口角を挙げて笑えず口元を隠したがる癖がつきます。

そうなると口角挙筋を使わずに育つので

頬に凸感がない恐怖のペタン顔になってしまいます。

人に良い印象を与えられる人になるためには

毎日毎日鏡に向かってスマイルトレーニングをすることがとても大切です。

歯にコンプレックスがあると

心理的な重荷から上手くできませんし、

やる気も出ませんから、
先に歯並びを整えて真っ白な虫歯がない歯に見せておくと

スマイルトレーニングは楽しくなり

徐々に筋肉の使い方がうまくなって顔の形まで変わってきます。

歯に自信を持てると人生が明るくなり

運気が変わってきます。
悩みがあるならば歯医者にGO!!

特にスーパーエナメル加盟歯科医院は

貴方のお悩み解決に超役立ってくれるでしょう

 

 


 

ステキなスマイルについては、

2021年笑顔が似合う女性芸能人ランキングも参考にしてみてね。

 

 

口角が下がっていて下の歯が見えている人は

ランキングに入ってきませんよ。

 

ちなみに、

この笑顔と

この笑顔、

貴方はどちらに好感を抱きますか?

実は、上の方が好感度

高いのです。

海外では、

上の歯がしっかり見える笑顔というだけでなく

バッカルコリドーの見え方でも好感度が変わってくるのです。
(成長期に歯の問題を放置していて

成人後に抜歯矯正をしてしまうとアーチが狭くて

貧相なスマイルに見えてダメって事です)

日本の場合、まだバッカルコリドーの評価までは意識が高くないので

とりあえず、歯が綺麗で白くて凸凹がなくて揃っていて

健康的なスマイルが表情筋をしっかり使ってできていれば

OK!です。
一応、バッカルコリドーについてもちょっとだけ貼っておきます。

https://academic.oup.com/ejo/article/29/5/530/426792

 

 

また、

起きている時にスマイルがうまく出来ないと悩んでいる人のたいていが

寝ている時に口が思いっきり開いています。

歯並びはどう噛んでいるか?だけでなく

どこで息を出し入れしているのか?

で大きく変化してしまいます。

 

整わない口元の原因は

根が深く

その人の成長や生活習慣を想像させるので

できるだけ

子供の頃からちゃんと

周囲の大人が気を使って

専門家とタッグを組んで

上手く成長をサポートしてあげることが望ましいのです。

 

あ~~あ

遅かったとお感じの方は、

今からでも大丈夫。

矯正歯科で

是非一度相談してみてください。

 

それではね。

バイバイ!!