インビザライン治療が素晴らしいのは
すでに多くの人が体験して実感しているところでしょう。
インビザライン治療は製品製造提供システムが整った1999年以来
2017年までの18年間ですでに世界中420万人以上の人が治療を経験し
そして満足できる成功をおさめてきています。
420万人といえば日本でネット依存している人口数と一緒w
バリ島の総人口や四国4県の総人口、レバノン, ベイルートの総人口、
ヨーロッパで言えばクロアチアの人口に匹敵しそうな勢いということになるのですが
なんのこっちゃですよね汗
ただ、インビザラインの治療が本当に満足できるようになったのは本当は
ごく最近なのじゃないかな?という気もしています。
インビザラインドクターになってすでに数多くのセミナーに参加し続けていますが、
(どの分野でもそうですが、資格を得て終わりではなく資格を得て始まるんですよね。
研鑽が・・・研鑽しないと止まっているから駄目なんですよ。しかもすぐ忘れていくし~~~)
症例相談で目にするのは悲惨なものも混じっていますから
(たとえ矯正専門医の治療であっても)
その動かし方じゃ無理でしょ~~~というのや
基本忘れてますよね?あなた?というものや
ありゃりゃ全然駄目じゃない?というのも拝見させていただける機会がありますから
まだまだ玉石混交なのでしょう。
しかし、インビザラインの提供するシステム自体がどんどんバージョンアップしてきていますから
現在はインビザラインでは最も苦手とされていた小臼歯抜歯ケースに対応するシステムも
初期クリンチェックで組み込まれるようになって来ています。
また、成長期に対応するシステムも出来ています。
世界中の矯正専門医らの治療成果を随時反映させているので
クリンチェックの初期提示版自体も賢くなってきている!
どんどん育ち中の矯正システムなのですね。
インビザラインなどのマウスピース型あるいはアライナー型の矯正システムは、
最初は本当に数本の歯しか動かせない治療法からの開始だったのですよ~~~
アクアライナーやアソアライナーやクリアライナーがそうであるように
そこで止まっていては今のインビザラインの評価には至っていないわけです。
そして、今もどんどん進化しているので、年々多くの専門家が熱狂的に研鑽と評価を反映し続けています。
今後、iTero elementがどんどん歯科医院に普及するようになれば更に成長を加速するのではないかと
大変期待が高いシステムです。
世界のTOPの先生方や日本のTOPの先生方(インビザラインのですよ~~)の治療というのは本当に
厳密で繊細で知的です。
例えばこの前、私がTORINOコースでご一緒させていただいた
世界のOJIMA先生の治療は凄く刺激的です。
この動画はOJIMA先生のところにアクセスしてください。
歯科医しか見えないのかもしれませんが、確実にあなたもOJIMA先生のFANになるでしょう。
https://www.facebook.com/ojima.kenji/videos/1418752198202773/?fref=mentions&pnref=story
実際のインビザラインの歯の動かし方は非常にスローで確実です。
1枚のアライナーで0.25mmしか動かしませんから痛みは非常に少ないです。
ブラケット矯正などは歯科医のワイヤーのねじり方次第、ゴムのかけ方次第、ワイヤーの曲げ方次第でぐいぐいと
想定外の力をかけてしまうことが多々あります。
昔は角ワイヤーの全盛期がありましたから
エルジロイワイヤーでぐいぐい力をかけて
歯根短~~くなって終わってるケースなんてざらにありましたからね。
一般開業医からしたら矯正専門医に紹介した患者さんのパノラマ撮影して
うわ~~~~ということもよくありました。
今はさすがにそんなに痛い治療をしていると患者さんの不信感マックスで逃げちゃうでしょうがね。。。。
昔はローフリクションってなかったですから
ガツンガツンとやられちゃった人多かったんじゃないでしょうか?
インビザラインならば元々、生理的範囲内の歯の移動量がアライナーに組み込まれているので
ほぼすべてのケースでそうはなりません。
(稀にゴムを利用したりインプラントアンカーを固定源にして補助を入れなければ動かせない難ケースというのは
アライナーの力ではなくゴムやブラケットを併用しますからそういうケースではありえるでしょうが。。。)
動かす量が決まっていますからね。
痛みがあっても3日くらいです。
弱い力をかけ続けて歯根膜を硝子化させないようにして骨の改造の助けをして歯を動かしていきます。
ただ、次のステップに入った最初の3日は新しい力を加えていますから装置が浮き上がりやすくなるので
しっかりチューイーで咬んでいただく必要があります。
また骨の代謝が悪い人は代謝を促進するために
NASAで基本が開発されたアクセルデントやオルソパルスといった
加速装置を併用してもらわなければ新しいステップの装置が歯のフィットできず
先に進めない(無視して進むとどんどん合わなくなってコントロール不良ということになり
矯正治療の成功が望めない)ということになりますからね。
また特にタバコを周囲にすう人がいたり喫煙者は上手く動きませんからね。
他にも、咬む力がない女性、面長の人、ハイアングルの人、栄養障害がある人、口呼吸の人は
最初から加速装置を購入して1日20分は使用されるとよいでしょうね。
そうやってステップ バイ ステップで
1枚1枚確実にクリアしていくことで矯正治療の成功へとつながっていきますから
動画のようにタ~~ララ~~~ピーロリ~~~~ジャジャジャジャジャジャジャジャジャ~
と劇的に進む治療ではありませんので
その点は誤解されませんように!笑
さて、当院ではすでに中四国でも最高数に近い数
(この前、岡山のiTEROを先行して導入された先生にあっけなく症例数を抜かれたようですが)
を確実に治してきた実績がありますが、
それでも抜歯特に小臼歯抜歯ケースは難易度が高いので
日本TOPのインビザラインインストラクタードクター
にクリンチェックを依頼することもおこなっています。
矯正治療は骨の中で歯を動かす治療になりますから
非常に大がかりな治療に分類されています。
ですから治療に伴うリスクの低減には神経を使っていますが
何もしないよりリスクは確実にあります。
歯科治療に伴うリスクはつき物です。
何もしないリスクのほうがとりあえず近々には少ないのに
そこに人工的に治療を加えるのですから短期的なリスクが付いてくるのです。
それで出来るだけ考えられるリスクを減らしておこうというのが
我々歯科医が出来ることで
それがインビザライン治療を選ぶということで
更により上手い先生にクリンチェックを依頼しておくということで
更にちゃんとモニタリングをしてもらうということが必要になるわけです。
インビザライン治療にもグレードがあるのですが、
わかりにくいでしょう。
それで、当院では今回iTERO elementを導入することになったのです。
この装置がなければインビザラインなんてやってられない・・・・・という時代になってっ来ています。
ということは世界中の先生の多くが実感していることのようです。
インビザライン治療を確実に成功させるためには
iTero elementをきちんと活用してくれている歯科医院を選んでおくというのがひとつの選択の目安になる時代かもしれません。