スーパーエナメルZR!

ついに誕生!



ZRですから、そうなのです。ジルコニアです。


ジルコニアと言えば、人造ダイヤです。つまりは宝石です。

スーパーエナメルのイメージにピッタリでしょう?




ジルコニアは1998年に欧州でCAD/CAMシステムが発表されて以来、

 

歯科への応用の扉が開かれ、

現在は、その強度、美しさ、硬度、生体親和性の高さから、

 

自費治療の最高峰の素材として欧米、特にアメリカではとても盛んに用いられるようになっています。

もちろん、お隣の韓国や、中国などのアジア圏でも、またそれ以外でも。

ただ、従来のジルコニアは、透過性がもう一つ悪く、メタルチックなテラテラ~とした輝きなど、

 

セラミックとはいえ、金属に近い感じで(白い金属とも言われる)もう一つ審美的に劣っていたので、

 

ジルコニアをフレームにしてセラミックを焼き付けることが前歯の審美修復においては必要でした。

つまり、フレーム+セラミック分の厚みが必要だったため、

 

綺麗なものに仕上げるためにはかなりの歯を削る必要があったわけです。

 

ところが、昨年、ジルコニアの世界的なシェア6割を保持する日本のTOHSOHという会社で

 

待望の投光性の高いジルコニアが開発され、

 

それにナチュラル感の高い歯の色に色づけされたZpex-Yellowが無事開発されました。

世界中の熱い視線の中、日本では現在1社のみが歯科用材料としての販売認可を得ており、

現在数社が認可待ちの状態です。

そういう状況の中、

スーパーエナメルZR1号が

先日無事誕生しました。




これは、お見事!

ほんとうに素晴らしい!

e.max pressに見劣りしない透過性です!

本当に素晴らしいです。

ネックは現時点で技工代が半端なく高いことです。

まあ、それはそうです。

e.max pressはロストワックス法で真空でプレスするのですが、

こちらのジルコニアはCAD/CAM.

設備投資額は1,000万円以上必要。

 

 


しかし、これを半端なく高い料金で提供するようでは、

 

歯をガンガン削る審美治療はいつまでも終焉しないでしょう。

ということで、現在、あれやこれやと価格調整を熱意と誠意と

 

スーパーエナメルで培った経験で

 

なんとか頑張っているところです。



さあ、というわけですから、

全国の田舎の歯医者さんファンの皆様w

もうしばらくお待ちください。

600Mpa!下の歯にも貼れる超極薄べニアでの審美治療。


coming soon!