筋機能矯正法や
筋機能訓練法がだんだんと
メジャーになって来ていますから、
よい顔・よい口元・よい歯並びを作ろうと
矯正中、あるいはT4Kで頑張っているお友達の間では、
正しい舌の位置が大事だということは、
だいぶん知られるようになってきました。
http://www2.ha-channel-88.com/bbs/kiji.php?no=232483
「初めまして
歯科矯正をしています。中学生になってから一度矯正をしたのですが、
舌癖があり舌が歯を押してしまい2年程で歯は開き元に戻ってしまいました。
今は違う矯正歯科で又矯正をしていてそこでは以前の病院とは違って
舌のトレーニングも指導して頂いています。
しかしどうしても分からないことがあったので投稿します
。
トレーニングの結果意識すれば舌を出さずに唾を飲んだり舌を上に付けられるようにはなったのですが
舌を上顎に着けている時舌の横の部分が余ってしまい
よくそれを噛んでしまったりします。
又噛まなくても舌の横の部分が歯を横に押してしまっている気がします。
矯正してもらっているお医者さんに聞いたところ
普通は舌は平たくしたまま上顎に着けるのではなく
舌を前に突き出した時と同じようにすぼめて上顎に着けるそうです。
しかしそのためのトレーニングはないそうです。
いろいろ鏡の前で試行錯誤してみたのですが
どうしても舌をすぼめて上顎に着けることができませんでした。
このままだと又元に戻ってしまいそうで心配です。
何か良いトレーニングはないでしょうか?
説明が分かりにくくて申し訳ありませんが宜しくお願いします。」
歯チャンネルでこういう質問がありましたので、
回答しておきました。
歯チャンネルは、
色々な歯医者さんが得意分野について回答をしてくれるWEB上の
有名な歯科相談サイトですが、
舌の位置に興味を持っている歯科医なんて、
実はごく一握りしかいません。
しかも、矯正について知識のある先生でも
あまり舌トレについて詳しくないものです。
当医院は、
みなさんがもうよくご存じのように
T4Kという
超簡単な取り外し式装置だけで
成長期の子どもの
育成矯正を行っていますから、
舌のトレーニングはマストです!
赤ちゃんのお口のまま止まっていると
ダメなんです。
人間は成長とともにいろいろな機能を獲得していきますから、
お口の機能もその周辺の機能も
同期して成長していかないと
機能異常の形態になってしまうのです。
誰が見ても、
機能に異常がある形態は
残念ながら
違和感を感じるものです。
ですから、
成長のスパンと同期して
きちんと機能を獲得し、
正常な形態を獲得しておくと
色々な姿勢がありますが、
噛みあわせと関係があると言われてます。
前かがみで猫背だと顎が上がっていると出っ歯に!
これらは、気道の確保と関連づけて考えると理解しやすいように思います。
舌の位置をちゃんと確認し、
正しい舌の位置をとらす筋トレ!
しかも、舌だけで考えては無理で、
周辺の筋肉、姿勢とともに考えないといけません。
気道・呼吸・・・
睡眠時の舌の形・・・・
歯科医はいろいろな観察チャンスを持ちながら、
教科書にないことは意識がいきませんから、
多くの情報を案外見逃しています。
親や周りの人と同じレベルではいけません。
専門的な眼力でその人をちゃんと観察しなければなりません。
必要ならば筋トレを行い、体癖を修正し、寝方や呼吸法、姿勢を変えるように導く手段をもっていなければいけません。
矯正をしても後戻りするような矯正は意味がないですよね。
そういうことがわかる歯科医はまだ少ないですからね・・・
残念ながら。。。。
当医院ではきちんとそういうことを指導するようになって
はじめてT4kを使いこなすことが可能になったんですよ!
こんな簡単な装置で結果をだす!