最近は、珍しいですよね?
珠のように丸々とした・・・
こういう子は、超巨大児として出生してきたのでしょうか?
母体と赤ちゃんの安全のために
(というか、出産時に少しでも楽なようにと・・・)
早期出産を勧める産科がふえてますから、
最近は超巨大児自体は、少ない?
ま、出生時にどうだったかは別として、
母乳がバンバン飛び出るほど出てしまうお母さんや、
逆に母乳保育をあきらめて哺乳瓶で育った子は、
丸々と成長しがちですよね。
当医院に来られるお子さんでも、
第一子は痩せて細見の子が結構多いですが、
第2子以降は、丸々する傾向がありますね(*^_^*)
丸々大きく育つのは、歯並びにとっては結構いいのです!
歯並びがガタガタしているお相撲さんはいない、ように、
早期に体格がよい子は、よほどのことがない限り
(乳歯が虫歯だらけとか…・)
歯並びが、何をしなくても綺麗に育つ傾向にあります。
でも、この巨大児たち。
ちっともかっこよくないと思いませんか?
そうなんです。
原因は唇の形にあるのです。
↑こういう唇に育ってない!
つまり、
口を使って育たなかったってわけ!
食事を噛まずに丸飲みする習慣がついちゃった・・・
噛んでも5回以内。
ほとんど、飲み込む…
それじゃ、フォアグラ用のガチョウと一緒(>_<)
赤ちゃんの唇と同じ形の唇では、ダメなんです!
わ~、可愛い~~。
天使の寝顔だわ~(*^_^*)
なんて、
悠長に言ってる場合じゃないんです。
赤ちゃんの唇のまま育ってしまうと、
見苦しい!
よい口元に育つためには、
子どもの頃(成長期)に
口をよく使わすことが、とっても大事です!
母乳がビュービュー吹き出るお母さんは、
先に少し絞り出して捨てた後、飲ませましょう。
哺乳瓶で育てるならば、
母乳保育と同じくらい苦労しないと飲めないような乳首を使いましょう。
そうやって、身体の中に何かを取り込む
毎日の飲食時に、しっかりお口の周りの筋肉を鍛えておくことが大事です!
川邉先生は、
赤ちゃんがぽかんと口を開けているならば、
口の周りを刺激して
赤ちゃんの時にある吸綴反射を利用して、
口輪筋を鍛えることを勧めています。
これをしておくと、口呼吸や鼻炎、扁桃炎、中耳炎。。。
などの咽頭関係のびょうきとは、無縁に育つことが出来るようです。
さあ、ママや、パパ、ジジやババ。
あなた自身は、もう成長が終わってしまっているのでどうあがいても無駄ですが、
あなたの赤ちゃんはこれからですよ!
ちゃんと口をよく動かすことをしっかりと行ってください。
丸飲みして、丸々太る・・・なんて、こともなく、
口呼吸から免疫系が過敏になってアレルギーマーチに陥ることとも縁が切れ、
鼻炎、中耳炎なんて、経験しない!
そして、誰からも「しっかりした賢そうなお子さんですね」の
褒め言葉をかけてもらえる
自信満々の元気いっぱいの明るい子に育つでしょう!
もちろん、将来、歯並びに悩む必要もない!
さあ!赤ちゃんの時から、
ちゃんとお口を育てましょう!
ちなみに、
ちゃんと育てても、
大馬鹿野郎だと、
商業主義の餌食となり、
プラスティーサージェリー(美容整形)に走って、
台無しにしちゃうケースもありますから、
異なった価値観のケースはこの際は、除外しております。
念のため…
これじゃあ、化け物・・・・っぽい?