さて、前回、前々回と続いて、3回目。

 

「世界一受けたい授業」で


Dr.ふなちゃんのブログ

 

小出教授が紹介した

 

小顔の作り方。

 

舌廻し。


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あまりにインパクトが強くて、たぶん一般の皆さまは、

 

小顔作り=舌廻し50回×2(左右)×3回/日

 

だけが記憶にインプットされたのではないでしょうか?

 

ところが、舌を廻しつつ、

 

実は、み合わせを調整したという事実を忘れてはいけません。

 

そう、舌を廻すのは、実に簡単で効果的なのですが、

 

それだけでは効果が出ない場合があるのです。

 

残念ながら。。。。

 

そう、一緒に形態も修正しなければならないのです

 

とくに、咬み合わせ。

 

人間は1日にトータル15分くらい上の歯と下の歯が接触しています。

 

あれ?15分?  15時間の 間違いじゃ??

 

なんて思った人は、危険です!!

 

くいしばりや歯ぎしりが癖になっているかもしれません。

 

こういう病的な人、結構い多いんですよね。。ストレス多いから。。

 

実は、正常な人間は、飲み込む時(一瞬)と、食べ物を噛みきったほんの一瞬くらいしか

 

上下の歯が接触していないのが当たり前なんです。

 

まあ、後は、転びそうになって思わず踏ん張った時とか、

 

渾身の力をグッと入れた時くらい。

 

だから、ふだんは通常、唇だけは閉じていて、上下の歯は離れているのが正解。

 

これを安静空隙と言います。(上の歯と下の歯の間に安静時には空隙があるということ)

 

上の歯と下の歯がついていない状態が安静

 

つまり、上下の歯が接触すると、

 

頭蓋にガツンガツン刺激を送り、

 

脳神経系をザワつかせるのです。

 

(適度な刺激は脳を活性化させるので、

 

この刺激が少なすぎたらボケ~っとするし。。)

 

仮に安静な状態を副交感神経優位な状態だと仮定すると、

 

ガンガンあるいは、きりきり、あるいは、グ~っと

 

上下の歯が接触している状態は交感神経優位な時ともいえます。

 

人間、自律神経という機構で

 

上手にバランスをとってホメオスターシスを保っているはずなのに、

 

ガンガン、ゴンゴン、キリキリ、グ~っと

 

不要な時まで歯が当たっていたんじゃ

 

脳もイカレ、身体のバランスもおかしくなるのは当然。

 

また、歯もそういう攻撃には耐えられない。

 

(耐えられずに欠けてくれたり、折れてくれたり、チビてくれるから

 

一番大切な脳が守られているのかも。。。。)




 

それでは、みなさん、

 

正しい位置で噛め、

 

ちゃんとバッチグ~な刺激が脳に必要時間だけ

 

伝わっているでしょうか?

 

検査1:両顎の横に両手の平を当てつつ、親指だけ喉においておく。

そして、唾をゴックンと飲んでみる。

 

さて、あなたは、咬筋と舌骨の上下運動をちゃんと蝕知出来ましたか?

 

そして、その順番ですが、咬筋⇒舌骨の上下の順でしたか?

 

そうじゃなかった人は、咬み合わせがずれている可能性があります!!

 

検査2:台の上に乗って、出来る限り前屈をしてみましょう。

 

その時、届いた手の先の位置を誰かに覚えてもらっておきましょう。

 

次に、ワッテ(ティッシュをちぎって丸めたものでも可)を奥歯で噛んで

 

同じように最大前屈をしてみましょう。

 

届いた手の先の位置が最初よりも伸びていたら、

 

咬み合わせに問題がある可能性があります!!



 

て、こんな検査は目安程度と考えて

 

ちゃ~んと一度歯医者で診てもらうといいですよ!

 

バイトワックス法や蝕診、視診などの簡単な検査ですぐに診断できますから。。。

 

(もっとも、よく勉強した歯医者さんで診てもらいましょうね)

 

(すぐに削りたがる歯医者は非常に危険です!!)

 

小出先生は、姿勢評価プログラムPA200を使っていましたよね?

http://www.shiseiplus.com/2011/12/occlusion/

 


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MRIも撮ってたり。。。

 

脳科学も導入し。。

 

侵襲性で、非可逆的な咬み合わせ調整を受けるなら、

 

これくらい慎重に診てくれるところを選びたいですよね。

 

(咬み合わせ調整ほど恐ろしいものはこの世にないくらいに考えてもらってもOKです。

 

ヘンな咬み合わせながら曲がりなりにも長年、何やかやで適応してきたものを

 

急にいじって不調をおこした人は数知れずおられます。

 

亡者のように、あちこちの歯科をさまよっていらっしゃる事例も多くあります。)

 

ま、やっぱり、とりあえず、

 

無難な舌廻しから始めたほうがよさそうですね。。

 

非侵襲性で可逆的な治療で改善していく方法のほうが、

 

反応が穏やかなわけで。。

 

筋トレ~。筋トレから。。。

 

で、結局、あはぎ系が繁盛してしまうのかしら。。。

 

歯科のレベルが全員でもっと上がらんと負けちゃいますね。。。

 

全員で上がらんとロシアンルーレットみたいですな。。。。

 

(田舎の歯医者さんは、

成長期にトレーナーを使って、

さっさとよい咬み合わせを作ってしまう方法をおススメしています。

取り返しのつかない不調な咬み合わせを最初から作らない方が大切。

成長期によい筋肉とよい咬み合わせを完成させろ!!

 

成人の不調を噛み合わせ調整だけで治そうとしても。。

そんなの、無理~~!

大学病院に行ってよ~~!(厄介なのです)って、感じです。)

 

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