最近、こんな唇の子をよく見ます。
もちろん、中には、大人だってこんな唇になっています。
ガサガサで、唇と皮膚の境がぼんやりしてしまってます。
本人も唇がひりひりしたり、腫れぼったい感じがあったり、熱感があったりして不快この上ないのに、
こんなものかとあきらめてしまっていたりします。
中には、唇の周りに色んなブツブツを作っている子もいます。
大人だったら、変な病気もらったんじゃない?(性病とか・・・・)なんて勘ぐられかねない状態でも
子どもは平気な顔でやってきます。
実は、こうなった原因は、ほとんどの場合、夜中に口が開いているからです。
ひどい場合は、日中にも口が開いていたりします。
意識していない時に口がうっすらと開くようになったら危険信号です!!
体の免疫機能が過敏状態スイッチONになり、ちょっとのことで風邪をひいたり、
鼻水が出たり、ブツブツが出たり、喘息様症状が出たり、ひどい場合は、リウマチ様の症状が出るようになります。
唇一つ見ても奥が深いのです。
こういう子は舌の位置も下がっている事が多いので、上顎が上手く発育できず、
歯がガタガタに並んだり、出っ歯になったり、反対に受け口になったりしやすいのです。
お子さんの小さな異常も見逃さず、早目に治してあげるとたくましい病気知らずの身体を育てることにつながります。