Dr.ふなちゃんのブログ

これは、赤ちゃんの時の唇。

 

可愛いでしょ?

 

赤ちゃんの時は、口の中のスペースはとても小さく、

頬にある脂肪球や 歯列弓や唇の形など、すべてがママのお乳を上手に吸うために最も適した形になっています。

 

口の感覚が最も鋭敏なため、舌を出したり引っ込めたり。

なんでも口の中に入れて形や味を確かめたり。。。。。

赤ちゃんの時は、お口だけが頼り。


 

ところが、だんだん成長して

手が使えるようになったり、視力が出てきたり、首が自由に動くようになったり。。。。。

徐々に他の物で役割を分担できるようになり、

離乳食が始まって、口の機能が分化したり、

鼻と口の間が広がってなん語が出たり。。。。。

どんどんどんどん発育してくると、

お口の形や役割も赤ちゃんの時とは違ったものになってきます。

 

で、小学校に上がる頃


Dr.ふなちゃんのブログ

こんな口元になっていてくれると、一安心。

 

ところが、
Dr.ふなちゃんのブログ

なかには、こんな口元のまま来ちゃった~って、子がいるんです。

 


Dr.ふなちゃんのブログ

 

よ~く見ると、これって、赤ちゃんのままじゃないの~~~~。

 

写真用に、がんばって唇をとりあえず閉じてるだけじゃん!!!


 

おい。おい。小学生までどんな育ち方してきたんじゃい!

赤ちゃんのままかよ~!

 

と、こういうふうにならないように、上手に育てて下さいね。

お母さん。

 

(実は、このまま大人になっちゃってる人もいるんですよ~。

食べこぼししたり、赤ちゃん言葉の様な滑舌の悪さだったりしますよ。

そういう人は、口の機能の発育が不十分だから、食べる時にくちゃくちゃ音をたてたり、

もちろん。歯並びも悪くなっちゃいますよ。当然ですよね。)

 

そこで、こういうお子さんに正常に発育してもらうためには、

歯医者さんでMFT(筋機能訓練)や、

T4Kなどのトレーナーで積極的に働きかけることが

大切になってくるのです

 

図体はでかくなってすっかり成人になってるのに、口元だけ赤ちゃんじゃ、おかしいんですよね?

 

え?赤ちゃんの口元のほうが好み?って。

はい。そんな人は、ほおっておきましょう。。。。。。

ペタしてね