(if)K・Y君とY・Yちゃんの、りこんのおはなし~無欲はマナー違反~ | 婚活しあわせ結び ゆりしす結婚相談所(準備中) アラフィフ婚活アドバイザーのつぶやき

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「友だち以上、家ぞく未満の第三者という、拠りどころ」そんな気持ちで、りこん経験のお話や、婚活アドバイザーとしての情報、ポジティブ心理学インストラクターとしての考え方など、ざっくばらんに更新しています。

【複製・修正版】K・Y君とY・Yちゃんの、りこんのおはなし~無欲はマナー違反~を、

ご覧いただいた後、下記へお進み下さい。

 

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ポジティブ心理学には、

マインドフルネスいう手法があります。

 

マインドフルネスとは、

「今、この気持ち」をしっかり感じようとすること。

 

瞑想やヨガなど行う際にもおすすめですし、

私が通うホットヨガでも、

インストラクターの声に耳を傾けていると、

この台詞(ポイント)をよく耳にします。

 

「不安や苛立ちなど、

ネガティブな感情もありのまま受け入れ、

見つめて下さい」。。。

 

■マインドフルネス瞑想の手順紹介

 

① 楽な姿勢で座る

② ゆっくり、長く呼吸する

③ 呼吸に、意識を集中する

④ 浮かんだ感情(思考)をそのままに受け入れる(味わう)

⑤ 再び呼吸に、意識を集中する

 

【(if)~無欲はマナー違反~】

 

Y・Yちゃんが贈ったプレゼント全て、

壊したか、紛失したか、忘れたか。。。
Y・Yちゃん的には切ない気持ちもありつつ、、、

男の人だから?仕方ないのかな?と思ってました。


が!どうしても、許せない出来事がっ!

ストレス度レベル5!!!

結婚してすぐに、

Y・Yちゃんのママから宅急便が届きました。

段ボール2個。
色々、ママ的に考えた贈り物の数々が

詰め込まれていました。

(ちょっと大きすぎるコートや、靴下いっぱい等々)

その中に、K・Y君へのプレゼントとして、

素敵なジャケットとセーターも入っていました。
届いたその時は、

袖を通したり、その姿をY・Yちゃんに見せたり、

嬉しそうにしてたんですが、、、

数日経って、

K・Y君のいない間に、パソコン部屋を覗くと、

作業机の椅子で、ジャケットを踏み踏み。。。ぐちゃぐちゃ。

 

こんな無神経な行動、許せないよね。。。

え?気付いてないだけかな?

 

Y・Yちゃん「・・・・・・・ふう」

 

Y・Yちゃんはひとつ息を吐き、

一旦、台所へ移動してお気に入りの椅子に着席。

 

そして、

お気に入りのお香(ホワイトムスク)に火をつけて、

瞼を閉じました。

 

Y・Yちゃん「・・・・・・・・・・」

 

姿勢を正して、すうーっと深く息を吸うと、

優しい香りが身体に入ってきて、

酸素と一緒に胸をいっぱいにしていきます。

 

ふうーっとゆっくり吐き出すと、

胸にあったつっかえが洗われて、

今、抱いている「想い」が明確になっていきます。

 

Y・Yちゃん「・・・・すうーっ・・・・・ふうーっ・・・・」

 

K・Y君がモノを大切にしてくれないな。

ママが悲しむな。

お香、いい香りだな。

この香りもK・Y君は嫌いかな。

興味ないかな。

ママからのプレゼント、大切にして欲しいな。

私からのプレゼントも、大切にして欲しかったな。

もう、プレゼントはしたくないな。

ママにも、伝えた方がいいな。

ジャケットがぐちゃぐちゃなのは、嫌だな。

 

・・・・すうーっ・・・・・ふうーっ・・・・

・・・・すうーっ・・・・・ふうーっ・・・・

・・・・すうーっ・・・・・ふうーっ・・・・

うん、嫌だな。。。。。

・・・・すうーっ・・・・・ふうーっ・・・・

・・・・すうーっ・・・・・ふうーっ・・・・

・・・・すうーっ・・・・・ふうーっ・・・・

 

・・・・すうーっ・・・・・ふうーっ・・・・

 

Y・Yちゃん「・・・・・よし」

 

Y・Yちゃんはスマホを手に取ると、

ママに電話して事情を話しました。

 

Y・Yちゃん「ママ、ごめんね。もう、送らなくていいよ」

ママ「あー、ええねん、ええねん。そうやろうと思った」

Y・Yちゃん「え?どういうこと?」

ママ「K・Yさんのメールな、Y・Yさんがジャケット気に入ってるって書いてあったわ。自分が気に入ってるわけじゃないんやろ」

Y・Yちゃん「・・・・・・」

ママ「パパもそうやった。こだわりや。自分のこだわったモノしか大切にできん人なんや。ええねん。私はええねん」

Y・Yちゃん「ママ・・・・」

ママ「Y・Yちゃんが嫌な思い、せんでええねんで」

 

ぐずぐずと泣きなが電話を切ったY・Yちゃんは、

ママに感謝しつつ、

パソコン部屋のジャケットを拾ってハンガーに綺麗にかけ、

小さくため息をつきました。

 

ストレス度5レベルは免れたような気がしつつ、

自分が一番大切にしたいものが

『何』であり『誰』なのか、

明確になったと思う、

(if)の世界のY・Yちゃんでした。