
WOWOWにて視聴です。
堺雅人主演、ゴールデンスランバー。
以下の感想、若干のネタバレを含みますのでご注意ください。
「お前、オズワルドにされるぞ。」要は、堺さん演じる青柳という男の逃亡劇です。
通り魔や、自称裏稼業の男、昔暴漢に襲われたときに助けたアイドル、昔の職場の同僚、そして大学時代のサークル仲間の助けを借りながら・・・・・という話。
この青柳という男。
いつでも『よくできました』止まりで、『たいへんよくできました』にはなれない男。
でもすごくいい人なんです。
吉岡秀隆演じる大学時代のサークル仲間の一人森田に釣りに誘われ万全の釣りの準備をして行ったら睡眠薬を飲まされ目が覚めたら首相暗殺犯に仕立て上げられてというところから話は始まるのですが
なんだろう、純粋なんですよね。人を疑ったりしないし。
劇中でも人を信じることしかできないからって言ったりするし。
だから、青柳のことを知っている人間は誰ひとり彼のことを疑わないんです。
ああ、あいつならやりそうだなとか誰もそんなこと思わずに青柳のことを疑わずに信じるから、ああすごいなって。
まあ、個人的には伊東四郎演じる青柳の父がマスコミのインタビューに応えてるシーンとか好きですね。
その映像をひょんなことから一緒に見る警察官役のでんでんが号泣してるシーンとか(笑)
まあ、何より、ラストで元彼女役の竹内結子とのキスシーンが堺さん好きの私としては一番の萌えシーンでしたが!!
情けない男を演じさせると、堺さんって本当素敵♡
結末として、なぜ青柳が首相暗殺犯に仕立て上げられたのかという真相はほとんど解明されないんです。
誰が黒幕なのかとか(大方の予想はつくけど)森田がなぜ、青柳に睡眠薬を飲ませたのかとか何も分からないんです。
最初に書いたオズワルドとはケネディ暗殺犯として名を馳せた男の名前ですが、教科書ビルの上からとかそういうシチュエーションは同じなのでケネディの暗殺事件のことも調べてみるとより面白いかもしれません。
真相は解明されないんだけど、結末としてはすっきりとして見れました。
もっと重く作ることもできたはずの題材なんだけどテンポよく楽しんで見れました!
逃亡に成功した青柳があの手この手で自分が生きていることを助けてくれた人たちに伝えるのですがその方法が粋でした。
劇中の言葉を借りるなら
青柳、ロックでした!!(笑)
ちなみにタイトルにもなっているゴールデンスランバー。
元はThe Beatlesの「Golden Slumbers」という曲から。
意味は「黄金の微睡(まどろみ)」
この曲を作ったPaulは解散寸前でばらばらになったBeatlesのことを作ったといわれています。
アビーロードの壮大な組曲の中の一曲ですが、その次のCarry that Weightと合わせて聞いてください♡
ゴールデンスランバー
GOLDEN SLUMBER
監督 中村義洋
音楽 斉藤和義
公開 2010年