2年前のEUROではデンマークから勝利を挙げるなど、躍進の兆しが見えるフィンランド代表。

 

次回のEURO、W杯出場に向け、若手を中心とした招集がされるなか、日本人の血を引くFWが代表デビューしました。

 

その名もカイ・メリルオト。

 

2003年1月2日生(現在20歳)

 

身長は183cm。

 

万能型のCFで、WGもこなせて両足を使えるとの評価。憧れの選手はレヴァンドフスキ。

 

父はフィンランド人、母は函館市出身の日本人です。

 

日本語は少しなら話せるらしい。

 

成績を見てみましょう。

 

幼少期はフランスに住んでいたこともあったが、デビューはフィンランド国内。

 

2019年、HJKのBチームにあたるクルビ04(3部)でプロとしての活動をスタート。当時16歳。

 

翌年には15試合14得点を挙げ、チームを2部リーグに昇格させる。

 

2部に昇格したクルビ04で1年間プレーした後、FCイルヴェスにレンタル移籍。

 

初の1部挑戦となった2022年は25試合10得点の活躍。

 

ここでHJKヘルシンキに呼び戻されたかと思いきや、現在はポーランド1部のスタル・ミエレツに所属。

 

 

 

 

 

代表デビューは7ヶ月前、現時点で2キャップを記録。

 

1月9日のスウェーデン戦に先発出場し77分まで、3日後に行われたエストニア戦は後半から途中出場しました。

 

ここからフィンランド代表のFW陣に割って入りたいところですが、現状はまだまだ厳しそう。

 

プレミアと2部を行き来しながら、イングランドで5年連続2桁得点を挙げたプッキ。

 

セリエBで19得点を挙げたポーヤンパロ。

 

この2人の壁が高い・・・。

 

リトマネンやフォルセルがいた時代もそうでしたが、フィンランドの攻撃陣は意外と粒揃い。

 

なんとかポーランドの地で頑張ってほしいですね。

 

ちなみに、女子W杯では日本を応援している模様。

 

HJKでは田中亜土夢、現所属のスタル・ミエレツでは檜尾昂樹とチームメイト。

 

彼がステップアップした先には必ず日本人がいる。

 

今後のキャリアにも期待したいですね。