7月13日。
 

アフリカ予選の組み合わせ抽選会が行われました。

 

次回から48ヶ国参加となるワールドカップ、アフリカ枠は5→9に拡大。

 

新設されたプレーオフ枠は1。

 

実質9.5枠といったところでしょうか。

 

最大で10ヶ国がアフリカから参加することになります。

 

今回の予選形式ですが、54ヶ国を9グループに分けて行われます。
 

6×9=54で丁度良い。

 

各組1位は本大会にそのまま出場できます。これで9枠。

 

残すは0.5枠。

 

2位にもわずかに予選突破の可能性が残されています。

 

成績の良い4チームでトーナメント戦を行い、勝者は大陸間プレーオフへ。ここで勝てば晴れて本大会出場。

 

アフリカ内で10枠目を勝ち取って、他地域の代表を倒さないといけない。なんとも過酷な道。

 

アジア予選におけるオーストラリアみたいなイメージです。

 
前回のW杯に出場したのは、セネガル・カメルーン・モロッコ・チュニジア・ガーナ。
 

出場経験を持つのは、彼らにエジプト・コンゴ民主共和国・トーゴ・ナイジェリア・南アフリカ・アンゴラ・コートジボワール・アルジェリアを加えた13チーム。

 
アラブ勢や西アフリカの国々が活躍しているのに対して、東アフリカからの出場はゼロ。
 
さて、今回はどうなるか?
 
それでは、さらっとA組からI組まで見ていきます。
 

 

A組はエジプトが抜きん出ています。

 

サラーが有名ですが、彼なしでも予選は突破できるくらい、国内のタレントも充実しています。

 

2位はどこが来てもおかしくありません。

 

ジブチを除く4チームで潰し合いが発生しそうな予感。

 

果たしてプレーオフに進めるか?

 

 

B組はセネガルが有力、コンゴ民主共和国がどこまで食い付けるか。

 

取りこぼしが無ければ一騎打ちになると予想。

 

マネとバカンブ。

 

どちらのエースも30代に差し掛かり、W杯挑戦は恐らくラストチャンス。

 

上位、中位、下位と2チームごとに厚い壁があるこのグループ。

 

スーダンvs南スーダンのダービーマッチ?にも注目。

 

 

C組はナイジェリア。

 

多少トラブルが起きたと想定しても、本大会には出場出来ると思います。

 

予測不能なのは2位争い。

 

かつての開催国、南アフリカは自力で予選突破したのは2002年が最後。近年もあまり元気が無いので心配。

 

ベナンはチャンスかも?

 

トッテナムのセセニョンがベナン代表を選んでくれたら・・・(イングランドとの二重国籍)

 

 

D組はカメルーン優勢。

 

ポルトガルとの繋がりが深いカーボヴェルデ、アンゴラにも可能性はあります。

 

このグループは移動の負担が大きいので、コンディション調整が難しいところ。

 

モーリシャス(マダガスカルの西にある島国)

 

エスワティニ(南アフリカに隣接)

 

アフリカ大陸を縦横に移動してます。笑

 

 

E組は言うまでもなくモロッコでしょう。

 

前回はベスト4。監督もそのまま。

 

2位争いはザンビアとコンゴ。

 

どちらも実力国ですが、潰し合いで勝ち点を積み上げられず、プレーオフに進まず予選敗退という可能性も高そう・・・

 

意外と厳しい組み合わせになっています。

 

 

F組は3ヶ国が拮抗していますが、コートジボワールが若干優勢。

 

対抗馬のガボン、ケニアがどこまで食い込めるか。

 

この3チーム、揃いも揃ってアフリカ杯の予選では格下相手の取りこぼしがありました。

 

ひょっとしたら下剋上が見れる?

 

ブルンジ、セーシェルが上位陣をかき回す事もあり得ます。

 

 

G組はアルジェリア。

 

ギニアとは9月に対戦して1-0で勝利。

 

現時点ではライバル不在のグループなので、順当に勝ち抜けると思います。

 

2位はギニアかウガンダと予想。

 

 

H組はチュニジア。

 

ここのグループは地理的負担が少なく、政情不安も割と少ない。

 

スペイン出身者を数名抱える赤道ギニアがプレーオフに進出できるか?

 

個人的な注目ポイントはこちら。笑

 

 

 

最後はI組。

 

第1ポットに初出場を目指すマリ、その下にガーナ。

 

昨年のW杯出場国が第2ポットに転落。

 

これは一騎打ちですね。

 

しかし、2位でもプレーオフに進めるよう、勝点を積み上げておけば、両国とも本大会に揃い踏み出来ると思います。

 

 

予選は11月からスタート。

 

本大会出場を目指し、旋風を起こすチームが出てくることを期待しています。