今日は雨降りで、変わらず寒い日でした。
羊蹄山も全く姿が見えないので、写真も撮らずに失礼…あせる

最近はツアーさんの接待に続き、春堀りにんじんの加工!加工!の日々でした。

社長が畑で掘ってくれた、掘りたての人参の泥を洗い、皮をむいて人参ジュースの加工作業の日々でした。
それも間もなく終わりです♪

堀りたての春堀りにんじんは、秋の収穫のにんじんと違い、みずみずしくてとってもあまいラブラブ


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泥を落とすとピカピカにオレンジ色の人参キラキラ
畑の宝ですね!
雪の下に眠っていたので糖度も増し、うまみ成分であるアミノ酸類も増え、また雪解け水を吸って秋物より成長し柔らかく、水分も豊富!

成長した成果はこのとおり…

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長いのもあれば太いものもあり、それぞれに個性的♪
市場にある、スーパーに陳列されているものよりはかなり大き目が多いです。

当社の今年の春堀りにんじんは「千浜(ちはま)」、「ベータ312」と呼ばれる品種。
どちらも農業用の種なので、農協等で販売されている、ちょっと特殊な品種です。
どちらも、色濃く、通常市場で販売されている「向陽」と呼ばれる品種のベータカロチンを約2倍くらい含み、栄養価に富んだ性質を持ち、味も甘みも非常に濃い、おいしい品種とされています。


だけど、この品種たちはちょっと特殊。
スーパーや市場では販売されません。
というのも、掘った人参を通常はブラシ等で泥を落とし、ある程度乾燥させ梱包後、市場へ流れ出るのですが、この品種は洗浄後、皮が黒く変色してしまうデメリットがあるのです。
その点、「向陽」はその心配がなく、また洗浄後も日持ちもするという利点があります。
大量生産し、大量販売向きといえるでしょう。
ですが千浜等の品種は、栽培にあたっては有機に近い土壌を確保しなければうまく育たない為、栽培コストもかかり、作り手が少なく、生産者が減っているのが現状なのです。

こうした現状から、「千浜(ちはま)」、「ベータ312」は栄養価も高く、見た目も濃いオレンジで、この上なく甘く美味しい人参なのですが、なかなか表舞台には立てずにいます。

でも、直売所等で出会うことがあれば皆さん是非、一度買って生で食べてみてくださいね。
「人参くさい」とか「おいしくない」とか思われていた人参が、こんなにもフルーティーで甘くて生でも美味しくいただけるものかと、実感するはずラブラブ

それを証明してくださったのが、GW期間中お越しくださったのがJTBツアーのお客様でした!
誰一人、人参ジュースは残さず飲み干してくだいさいましたよニコニコ
そして皆さん「甘い!」とのことにひひ

…そのたった一杯で人参約1~2本召し上がっていらっしゃるのデス♪
美味しく栄養を取れるのは何より!

「たかがにんじん、されどにんじん」
あなどれませんねぇニコニコ