霊感とか、スピリチュアルとかは全く縁がないのですが、奈良の明日香村の『石舞台』へ行ったときは、何かその場所に不思議な感覚を覚えました。

そして、明日香村の夜空は、普通の街で見る空の色とは全然違っていました。

その日は、石舞台で堂本剛くんのコンサートがあって、なんとか協力してチケットを手に入れて、こんなことがなければ、なかなか来られない明日香村までやって来たのでした。
奈良出身の剛くんの『PINK』という曲がとてもこの地に似合っていると思いながら、夜空を見上げていました。
ピンクのような、グレーのような、不思議な色。
普通のような紺ではなく、青でもなく、真っ暗な色ではありませんでした。

とても幻想的な場所でした。
なかなか、遺跡や古墳で生の音楽を聴くこともないでしょうけど、良い体験をしたと思います。

コンサートが終わって、ふと『サテンの夜』をここで聴きたいなあという気持ちが涌いて来たのです。

石舞台は、もう何年も前のことになりましたが、『サテンの夜』ムーディー・ブルースを久しぶりに聴きたくなりました。

ムーディー・ブルース
は、64年にデビューしましたがメンバーチェンジで、デニー・レインが抜け、ウィングスに参加したのです。
前作ヒット『ゴー・ナウ』がなんとなくビートルズの曲に似ていると思います。

R&Bやロックのバンドが、壮大なクラシックのようなアルバムを作り、5年後の72年、アメリカでヒットチャート2位にまで上昇したのです。

サテンの夜は、アルバム『デイズ・オブ・フューチャー・パスト』の中の1曲で、アルバムは、朝~夜の人の1日を表しているのです。

メンバーのジャスティン・ヘイワードが作りました。




 





1971年ミュージック・ライフ11月号のムーディー・ブルース