昨日に比べて、気温が10度も低いなんて、身体がついていくのが大変です。
この前までアイスコーヒーや、冷たい飲み物を飲んでいたのに、今は温かいコーヒーが恋しく思えます。

そこで実家の棚の奥にあったカップを出して来ました。
自分の所から持ってきたお気に入りのを入れるため、前からあったあまり趣味じゃないもの、いわゆるダサイ物はかなり捨てましたが、これは捨てられません。






このコーヒーカップは、野口五郎さんのお父様が美濃で、開いた喫茶店のカップなのです。五郎さんのお父様は公務員でしたが、定年を前に退職して店を開いたのです。

その頃、妹の一人が五郎さんの大ファンで、当時よくやっていたフィルムコンサートに行きたいが、場所がわからないというので、教えがてら私も観ていたのですが、これがまた普通の歌謡コンサートとは大違い。多分、ギター弾きまくりのロックコンサートのノリだったのかもしれません。
私も好きだったけど、もっと大ファンになったのでした。

その野口五郎さんは岐阜の美濃市出身で、お母さんは五郎さんと東京にいて、お兄さんも作曲家として東京で活躍中でしたので、美濃市にはお父さんだけがいらっしゃったのです。
ある時、その美濃市を中心に岐阜ヘ旅行することになり、妹とその友達と私と一緒に出かけました。
岐阜は初めてでしたが、長良川が印象的でした。
野口五郎さんの実家はお母さんが美容院をやっていたので、その店の名残が残っていて、その中はファンからのプレゼントらしきものや、千羽鶴などがたくさんありました。
そこへファンの人達が大勢押しかけて来ていました。
お父さんは、そんなファンの子達を快く迎え入れていたのです。
皆でゲームをしたりしていたと思います。
私はその野口五郎さんの実家でオセロというものを初めて知りました。
今は、どこの家にでも1つはあるかもしれないオセロゲームですが、その頃はまだ私は知りませんでした。

そんなこんなで、五郎さん所縁の地を色々訪ねて、楽しい旅でした。

コーヒーカップにある『再会』というのは、そのお父さんの喫茶店の名前ですが、五郎さんの主演映画『再会』からとったものでしょう。
そのお父さんも数年前に亡くなられました。
コーヒーカップを見ながら、お父さんも奇跡的に写っていたあの時の写真を見ながら、懐かしく美濃の美しい風景とともに五郎さんのお父様のことを思い出します。
野口五郎さんの思い出は、色々あるんですよ。
またの機会に書こうと思います。