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 介護や福祉に関するあらゆる専門的な「知識」と、温かい思い遣りの「気持ち」という「術」を使って、じじばばよろず相談所のきみちゃんは、母に魔法をかけてくれます!

胃瘻取付を決心するまでの経緯はこちらを…
きみちゃんは魔法使い①
抹茶が飲めるようになるまでの経緯はこちらを…
きみちゃんは魔法使い②

続きです


 抹茶を飲めるようになってからは、きみちゃんと一緒の時、そうでない時も、母のところへ行けばお抹茶をみんなで飲んでいました。いつもお友達が集まってくる自宅でいつも皆さんに振る舞うことが大好きだった母ですので、自分だけが飲むのは落ち着かないのです(笑)。 息子(孫)のたてたお茶を嬉しそうに受け取ります⤵
 そのうち、口腔ケアの方ともお話をして、施設でもお茶の氷などから、ぼちぼちお口にさせてくれるようになってきました。
 きみちゃんは嚥下訓練に詳しい大学の先生のお手伝いをされているほど嚥下のことについても詳しいのです。施設(らくらく苑北之庄)の食堂に、その先生の講演会に参加されていたスタッフがいらして、きみちゃんに挨拶に来られました。同じく施設の看護婦さんもきみちゃんに一目置かれるほどに…
きみちゃんやっぱりすごい!
らくらく苑北之庄のスタッフもすごい!
そういう施設にすんなり入れた母もすごい!(笑)

 そんな感じで10月半ばを迎えた頃、樹木希林最期の出演で有名になった映画『日日是好日』の原作本を手にした私は、茶道の話なので興味持つかな~?と思って、母に「読んでみる?」と文庫本を差し出しました。すると、本を手にした母は一心不乱に読み始めました。も~びっくりです!元々、活字は好きで、体力が落ちてきた2017年末くらいまでは、毎日新聞を隅々まで読んでいた人ですが、やく10ヶ月位ぶりに、活字を読みました。施設の皆さんもびっくりです。
数日間で読み終わっていました。

 
 映画が公開されるので、「映画、観れたら喜ぶやろな~」と呟いた私に、きみちゃんは「行けるよ!行こう!付き添うから!」と
言ってくれました。
 以前から案件になっていた車椅子を、本格的に検討。円背(えんぱい・骨粗鬆症による背骨の骨折などにより、曲がってしまっている背中のこと)の母に、その時使っていた車椅子では、普通に座ると背中は丸まったままお腹はくの字に曲がったままで目線も下になります。それも少しでも楽なように、円背の人に適した車椅子があり、それだと、リクライニングもできてお腹を開いておくこともできます。ということで、その車椅子を、レンタルすることになりました。レンタルの方がメンテナンスも無料でお願いできるし、また事情が変わってきた時には違う車椅子に変更しやすいという理由で、購入することはやめました。 
 車椅子が届いた日、初めて座って少し緊急している母です。操作はきみちゃん 横にはレンタル会社の方。⤵
 さて、その車椅子が届き、数日後、車椅子タクシーでいよいよ映画館へ外出です。
 映画館到着してパンフレット購入すると必死に読み、抹茶オーレも、すごい勢いで飲み終えました(笑)

 きみちゃんが、スクリーンの前で車椅子を、本人に負担にならないように、少しずつ少しずつ、ちょうどいいポジションに設定してくれて、ゆっくりと映画鑑賞できました。



 施設に帰ってからも、とっても嬉しそうに、スタッフさんに感想を話したそうです。

まだまだ続きます!