こんにちは、大阪市のフアン鍼灸院 です。
今回のケースは
【妊婦２９週で逆子。 逆子治療のおきゅうで正常位に戻った。 】
こんな症状が鍼灸治療で改善した症例を紹介します。
いつも治療に来て下さってる T さん ３８歳 女性 主婦 妊娠２９週
T さん：
今病院の検診に行った帰りなんですが逆子になっていると言われました。
肩もすごく凝ってます。
私：
分かりました。治療していきましょう。
まず全身の気、血、水（津液）の巡りを良くし体を温めた。
T さん：
今おなかがすごく動いてます。
次に仙骨の椎間（骨と骨の間）の圧痛点に知熱灸（温かさを感じたら取り除くお灸）をした。
T さん：
おなかがもっとすごく動いてます。
鍼で首と肩をゆるめた。
私：
上向きになって下さい。今から逆子を治すツボの三陰交と至陰に熱いお灸をしますので
我慢して下さい。まだ２９週なので正常位に戻る確率はすごく高いですよ。
T さん：
熱い、熱いですねえ。でもお灸をするとおなかの動きがもっと激しくなってます。
私：
終わりましたよ。逆子が戻る時は夜中にゴロンとまわってお腹の中で下で
蹴っていたのが上で蹴る様になるとおっしゃいますよ。一度で戻ればいいんですが
なかなかそういうわけにはいかないので正常位になるまでなるべく続けてお灸に
来て下さいね。
T さん：
ハイ、おなかの張り感が取れてすごく柔らかくなってます。
翌朝 T さんからお電話があった。
T さん：
逆子が戻ったみたいです。あの後、ものすごく動いて今おなかの上の方で
けってるんです。
そして１０日後
T さん：
今病院で検診が終わったとこです。やっぱり逆子が治ってました。
先生も驚いてはったです。側にいた看護師さんが「あのお灸は効くんですよね！」と
言ってました。
逆子治療にはお灸がとても効きます。お灸をするとおなかの張り感が取れ
柔らかくなり、逆子が回りやすくなります。足もむくみが取れ軽くなったと
よくおっしゃいます。 熱いお灸ですが少しの我慢で逆子が戻り
安産につながり産後も早く回復される方達が多くいらっしゃいます。
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