こんにちは、大阪市のフアン鍼灸院 です。
今回のケースは
【病院で治らない坐骨神経痛はバイクによる転倒での打撲が原因】
こんな症状が鍼灸治療で改善した症例を紹介します。
H さん 50歳 男性 会社員
R さん:
4ヵ月前病院で坐骨神経痛と診断されました。腰の骨の4番と5番にヘルニアが
出ていると。病院に通ってたんですが全然治らなくって!右足の後ろがつるような
痛みがあります。坐ることも出来ないし靴下もはけません。
知り合いにこちらを紹介されて。
私:
分かりました。
まず鍼灸治療で全身の気、血、水(津液)の滞りを除き巡りを良くしていった。
腰の椎間(骨と骨の間)を触ると2番から5番までの間が全部固い。
私:
固いんですが押してみますよ。
H さん:
痛いですねえ。
私:
じゃあこの右の際辺りは?
H さん:
痛いですねえ。
私:
ヘルニアもあるとおっしゃってるので熱いお灸をしますよ。
と固くて痛い椎間とその右横にお灸をしていった。
私:
これで様子を見て下さい。
4日後に来院。
H さん:
この間治療して頂いた後、右のお尻全体が痛いのが分かるようになりました。
前回同様治療した後。
腰を触ると腰の骨の3,4,5番の右の際の奥の方に3ヵ所固い所が見つかった。
3壯づつお灸をした後足から腰へと鍼をし、横向きでお尻まわりにも鍼をした。
1週間後来院。
H さん:
少し良くなってますが右の坐骨から膝うらにかけて坐ってることが長いと、
ピリピリ痛むんです。
私:
ウーン・・・そうですか?今までケガとかしたことないですか?
H さん:
そういえばずっと前ですがバイクで右に転倒しお尻を打ったことがありますねえ。
私:
その時の打撲が影響しているのかもしれませんねえ。吸い玉で瀉血をした見ましょう。
膝うらと仙骨から瀉血をした。その後、仙骨から腰の椎間とその右の際にお灸をした。
私:
どうですか?
H さん:
腰からお尻がすごく軽くなってますねえ。
私:
これで様子を見て下さい。
その後、H さんを紹介して下さった方が来て下さったのでお尋ねしたところ、
すっかり良くなられたとのことでした。
H さんの様に以前のバイクの店頭による打撲でも後々になって、その影響が出て、
打撲した近辺が痛むということはよくあります。
そんな時に鍼灸治療で滞った瘀血を取り除き巡りを良くすると、ダメージを受けた
筋肉が回復し、痛みが改善していくのです。
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