こんにちは、大阪市のフアン鍼灸院 です。
今回のケースは
【坐ったり立ったりするたびに膝が痛く正座も出来ない。】
こんな症状が鍼灸治療で改善した症例を紹介します。
T さん 57歳 女性 パート
T さん:
膝を曲げると左膝の内側が痛くって、正座も出来ません。
左足で支えて立ち上がれません。坐ったり立ったりするたびに痛くてかないません
私:
分かりました。ちょっと膝を触ってみますね、左の内側がむくんでいますねえ。
ということで鍼灸治療を始めた。
まず全身の気、血、水(津液)の流れを整えた。次に足うらに透熱灸をしたところ
左はなかなか熱さを感じない。熱さを感じるまでお灸を続けた。
腰から仙骨の椎間(骨と骨の間)を触ってみると、仙骨の椎間とその左側で
固い所があるので、そこにも透熱灸をした。鍼でふくらはぎから膝、腰へとゆるめていった。
膝のお皿まわりにも鍼をした。
私:
ちょっと動かしてみて下さい、どうですか?
T さん:
さっきよりは曲げられるんですが、曲げると膝の奥の方で痛みがあります。
私:
分かりました。膝を曲げた状態で痛みのある所を探して鍼をしてみましょう。
H さん:
そこですねえ、その奥ですごく響いています。
私:
膝の外側にも鍼をしてみますよ、どうですか?
T さん:
そこもすごく響きますねえ、その辺ですねえ。
私:
さあ曲げ伸ばしして下さい。
T さん:
かなり楽になってますねえ、まだスッキリはしませんけど、でも大分楽ですねえ。
私:
何度か治療すれば楽になられると思いますよ。様子を見て又お電話下さい。
その後、1週間に1回のペースで治療に来られた。
全身治療の後、足首から膝うら、仙骨、腰をゆるめた後、膝の圧痛点々を探し、
治療をしていった。治療するたびに改善し、5回の治療で正座が出来るようになった。
T さんの様に膝が痛くて正座が出来ない。坐ったり立ったりすると膝が痛い。
という方達は多くいらっしゃいますが、膝関節に関係する足から腰の筋肉群の
巡りを良くし、ゆるめると同時に膝関節まわりの圧痛点に鍼や灸をすると腰の痛みが
改善する方達が良くいらっしゃいます。
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