こんにちは、大阪市のフアン鍼灸院 です。。
今回のケースは
【背中の凝りと冷えで寝つけないのが悩み。】
こんな症状が鍼灸治療で改善した症例を紹介します。
T さん 47歳 女性 パート
T さん:
3年前から背中の凝りと冷えがきついんです。特に肩甲骨の内側がいつも
冷え冷えしていて夜お布団に入ってもなかなか寝付けません。
私:
そうですか、分かりました。
ということで鍼灸治療を始めた。
まず全身の気、血、水(津液)の巡りを整え体を温めた。
私:
ホント背中の右側が特に冷たいですねえ。肩甲拳筋が左右とも固いですねえ。
首も固いし胸鎖乳突筋もよく張ってますねえ。首も肩も背中も皆ゆるめていきましょう。
背中の椎間(骨と骨の間)を探っていくと、2番目がとても固い。
私:
この背骨の骨と骨の間がとても固いんですが押してみますよ。どうですか?
T さん:
すごく痛いですねえ。
私:
その左右の際も押してみますよ。
T さん:
そこも両方とも痛いですねえ。
私:
じゃあ知熱灸(温かさを感じると取り除くお灸)をしていきますよ。
と椎間と両側に3壯づつしてみた。
私:
押してみますよ。どうですか?
T さん:
痛みが少しましです。
私:
じゃあ鍼で肩から肩甲骨回り、首をゆるめていきますよ。
次に上向きになって下さい。胸鎖乳突筋をゆるめますよ。
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私:
終わりましたよ。今治療前と比べてどうですか?
T さん:
背中がホンワカ温かいです。肩と肩甲骨も少し楽になってます。
私:
背中は勿論ですが首や肩もかなり固いですよ。鍼灸で表面の筋肉がゆるむと
奥がよく分かるようになるので、その奥の固い所がゆるむとスッキリ楽になられると
思いますよ。これで様子を見て又お電話下さい。
その後、1、2週間に一度のペースで来て下さり、毎回背中の反応点を知熱灸で温めながら
鍼で首や肩、肩甲骨回りをゆるめていった。
5回目の治療後、
T さん:
この頃背中が冷えて寝つけないということがなくなりました。
お布団に入ったらすぐ寝てます。朝までグッスリです。
T さんの様に背中まわりの筋肉がカチカチに固まってくると血行障害も起こり
冷えてたまらないということになります。
鍼灸治療で全身の巡りを良くし温め、筋肉がゆるむと血行も良くなり
背中の凝りと冷えが改善するのです。
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