こんにちは、大阪市のフアン鍼灸院 です。
今回のケースは
【肩から腕にかけて痛みがひどくて運転が出来ない。ハンドルを回せない。】
こんな症状が鍼灸治療で改善した症例を紹介します。
何かあると治療に来て下さる T さん 43歳 男性 会社員
T さん:
運転中、車のハンドルを回すと右の三角筋と肘の辺りが痛くなるんです。
運転するのが嫌いになるぐらい痛くなる。
私:
仕事で何か重い荷物の持ち運びをされたんですか?
T さん:
いいえ、これと言って別に何もしてないです。
私:
このところずっとお忙しいとおっしゃってたので知らず知らずに肩から腕に
疲れがたまってきたんですかねえ!治療をしてみましょう。
全身の気、血、水(津液)の巡りが良くなるように、疲労が回復するように治療した
後、足から腰、背中、肩、首へと鍼と灸でむくみを取り筋疲労を
改善させていった。
T さん:
体が温かくなって大分軽くなってきました。
私:
右を上にして横向きになって右脇の痛みを取っていきましょう。
腕を大きく前から後ろから回してみて下さい。
どの動きでどこが引っかかりますか?
T さん:
どの動きでも三角筋の後ろ辺りが痛いですねえ。
私:
分かりました。
と腕を上げたまま脇の下や三角筋の前後を鍼でゆるめていった。
私:
動かしてみて下さい。
T さん:
大分楽になっているけれど、どこかなあ!まだ痛いなあ!
私:
ハンドルを回すように動かしてみて下さい。
T さん:
肘から手首にかけて痛いなあ。
肘から手首まで触っていくと腕橈骨筋(肘の上から手首までついている筋肉)が
固く張っているのでその筋肉をゆるめてみた。
私:
ハンドルを回す動作をしてみて下さい。どうですか?
T さん:
痛くないなあ、楽になってます。
私:
肩関節の後ろから手首にかけての筋肉群が固くなっていたので
ハンドルを回す時に伸びず引っぱられて痛みが出ていたんだと
思いますよ。これで様子を見て下さい。
私達の体の動きは骨についている筋肉が動くことで成り立っています。
その筋肉の中のどれかが固くなったり、傷ついたりすると、それらの筋肉に
関係する動きが制限され痛みが出ることはよくあります。
T さんの様に運転中、ハンドルを回す時に使う筋肉群が固くなると、
やはりハンドルを回す時に痛みが出てくるのです。そんな時に
鍼灸治療で固くなった筋肉群をゆるめると痛みは改善されてゆくのです。
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