こんにちは、大阪市のフアン鍼灸院 です。
今回のケースは
【肋間神経痛経験者の症状―運転中バックで背中を捻ると痛い】
こんな症状が鍼灸治療で改善した症例を紹介します。
T さん: 57歳、 女性 主婦
T さん:
三週間前に体操教室でボールを胸に当ててポーズを取っていたら、胸にビ
リッと走って、それから痛いんです。だんだんと痛みがひどくなってきました。
私:
そうですか?どうしたんでしょうねえ?胸の右と左ではどちらが痛いですか?
T さん:
ウーン右に行ったり、左に行ったり!
私:
背中をちょっと触ってみますね!先程おっしゃってた胸が痛い所の丁度同じ
背中あたりのここが痛くないですか?
T さん:
痛いですねえ。
私:
右と左では、この背骨の際の右の方が痛くないですか?
T さん:
そうですねえ、右の方が痛いですねえ。
私:
この痛い肋骨と肋骨の間に沿ってズーと押してみますよ!どうですか?
痛くないですか?
T さん:
ホント!痛いですねえ。
私:
今までに肋間神経痛になったことないですか?
T さん:
14年前になったことあります。アッ!右側でしたねえ!
私:
以前の肋間神経痛が寒さと、その体操のポーズで誘発されて
出てきたんでしょうねえ!
ということで鍼灸治療を始めた。
まず全身の気、血、水(津液)の巡りを良くする治療の後、背中の痛む
椎間(背骨と背骨の間)とその右側の痛い肋間に沿って知熱灸(温かさを感じたら
取り除くお灸)をしていった。
私:
痛かったところを押さえてみますよ、どうですか?痛いですか?
T さん:
痛くないですねえ。
私:
どんな動作で痛みを強く感じましたか?
T さん:
運転中バックをする時に、こんな感じで背中を捻ったら痛かったんですが、
今それをしても痛くないですねえ。
私:
それはよかったです。これで様子を見て下さい。
T さんの様に以前になった肋間神経痛が寒さや何かの拍子で又痛み出すことは
よくありますが、鍼灸治療でその痛む肋間と肋間の間の肋間筋を緩めていくと
圧迫されていた肋間神経がゆるみ痛みが改善されてゆくのです。
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