帝王切開が原因の足の付け根の奥の痛みが【鍼灸治療で改善】 | 病院・薬で治らない症状/原因不明の痛みならお任せ下さい【大阪市ファン鍼灸院】

病院・薬で治らない症状/原因不明の痛みならお任せ下さい【大阪市ファン鍼灸院】

大阪市天王寺区 鶴橋駅最寄り 女性鍼灸師が営む【ファン鍼灸院】のブログです。

こんにちは、ファン鍼灸院です。


お悩みの症状がある場合、ファン鍼灸院にご相談ください

↓↓↓

ファン鍼灸院のホームページ



今回のケースは


【帝王切開が原因の足の付け根の痛み】 


 こんな症状が鍼灸治療で改善した症例を紹介します。




 「疲れてくると、右のお尻の足のつけ根の奥が痛くなり

右足が抜ける様な感じになります」とおっしゃる

40代前半の女性。



 詳しくお話をお聞きしてみると、

帝王切開を3回されたとのこと。

帝王切開の傷痕はおへそから下に向けて

まっすぐついている。



 おなかを触診してみた。

右下腹部を軽く抑えただけなのに、

「そこは皮膚が裂けそうな気がする」とおっしゃる。

目にする傷痕はおへその下にまっすぐあるけれど、

その下の子宮は横に切開することもよくあるので、

帝王切開時にメスが入ったところかも知れない。



 全身治療の後、仙骨の反応点にお灸をし、

おなかの傷痕にも、裂けそうな違和感のある

下腹部にも知熱灸をした。

腰の脊椎の際に鍼をしたとき、

「鍼の刺激が足の指先まで感じた」とおっしゃる。

治療するたびに違和感が減っていき、

6回目の治療が終わる頃には

右足の抜ける様な違和感も改善してきた。



 3回もの帝王切開は体にとってかなりの負担がかかる。

また、メスが入ったことで傷口が癒着したり

瘀血のせいで、血の巡りが悪くなり

傷ついた皮膚が再生しにくくなっていることもある。

下腹部の奥で血の巡りが悪くなると、

足のつけ根まわりの気や血、水の巡りも悪くなり

痛みがあったりこの方の様に、

足が抜けるような感じになったりすることも

あると思われる。



 鍼灸は、滞った瘀血を流し、細胞、組織に

きれいな栄養いっぱいの血液を行き渡るようにし、

また、分解し、必要なくなった老廃物を、

血流にのせて取り去ってくれる働きを促進してくれる。



 鍼灸治療はこうした古傷を癒すのに

とても有効な治療法です。ファン鍼灸院の案内