鍼灸治療をしていると、過去のいろいろなケガの影響が
歳をとってから出てくると いう場面によく出くわす。
治療をしていると、「以前、足をケガしたことはありませんか?」とか、
「頭を打ったことは?」とか「骨折したことは?」とか、
尋ねていることがよくある。
患者さん側にすれば
治ったと思われる大ケガは勿論のこと、
ましてや小さなケガや打撲、骨折、ヒビ、
ヘルペスや肋間神経痛、虫垂炎の手術や、
出産時の無理、手術などが
後々まで身体に悪影響をおよぼしている
とは思ってもいないので、
ほとんどの方から「ありません」と 返事が戻ってくる。
でも治療をしていると、
「多分どこかに古傷があるはずだけどなあ」
と 感じてしまうことがよくある。
それでつい、何度も何度も患者さんに尋ねている私がいる。
すると患者さんは、何故過去のケガが身体に悪さをするのか、
東洋医学的見地から何度も聞かされ、
ケガは?、打撲は?、捻挫は?、と
何度も尋ねられるものだから、
御自分の身体に細かくチエックを入れだす。
すると身体って不思議なもので、
ほとんどの方が、「アーそういえば」で始まり、
過去の御自分のケガのことを口にされる。
そして、そのケガした箇所を治療すると、
訴えておられた症状がスーとよくなることがよくある。
患者さんは「まるで魔法にかかったみたい」。
私は「よかったですねえ」。ファン鍼灸院の案内
お悩みの症状がある場合、ファン鍼灸院にご相談ください
↓↓↓