湿った朝。


外気が暖かい、という事。


薄ら眠気のベールを纏い座る通勤電車のベンチシート。


自分の在り方を問う。


食事の事、睡眠の事、お金の事、


仕事の時間に追いやられる自分の時間のこと。


暖かい車内には知らない人が沢山座っている。


私を含め皆、各々の用事でここに居る。


どこかの場所で一瞬すれ違うだけの縁もあれば、知らない人同士が同じ場所にある一定時間一緒に居続ける縁もある。


「袖触れ合うも他生の縁」と。


この世でで会う人には全て縁があって、袖が一瞬触れ合ってすれ違った見ず知らずの人でさえ他生(前世)で何かしらの縁があったという意味。


(嗚呼、なぜ隣の席に座る人からアイスクリームに使うコーンの香りがするのか…)


そんな見ず知らずの人とも他生で何かしらのご縁があったという事だ。



今日の空は明るい鉛色だ。気温も暖かい。


雨とか降らなきゃいなぁ…