暁と曙(あかつきとあけぼの)暁と曙(あかつきとあけぼの) 夜が明けようとしているが、まだ暗い時分のことを 春暁(しゅんぎょう)といいます。 万葉の時代には、あかときといい、 平安以降、あかつきに変わったとか? 曙は、暁よりやや時間的に遅れ、 夜がほのぼのと明けようとするころのこと。 春はあけぼの ややいやい白くなりゆく 山ぎは少しあかりて、 紫だちたる雲の細くたなびきたる。 (清少納言『枕草子』第一段より) 【二十四節気:春分】 【七十二節気:雀始巣】