梅 | WAを楽しむ

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和・話・環
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日本を知る、会話を楽しむ、つながりを大切にする

Japanese apricot 《バラ科サクラ属:Prunus mume》 

 

春を告げる花とされるのが、梅の花。

古くは「花」といえば梅をさしていたそうです。

九州では1月下旬から咲き始め、その後、

5月上旬にかけて日本列島を北上していく…。

 

梅の花ことばは、高潔、忠実、忍耐、気品(白色)。

 

 

梅の木は、花を鑑賞するための「花ウメ」と、

実を薬や食用にして楽しむ「実ウメ」の2つに分けることができます。

現在は、花ウメ400種、実ウメ100種が日本に存在するといわれています。

また、花ウメはさらに、「野梅系」「緋梅系」「豊後系」の

3タイプに分けられます。

 

中国原産の花木で、朝鮮半島を経由して日本へ渡来しました。

奈良時代にはすでに園芸用に栽培され、梅を題材にした詩が

たくさん詠まれています。

 

 

梅は、「花よし、香りよし、果実よし」と三拍子揃った花木。

松竹梅」と並べておめでたいもののひとつともされています。

 

【二十四節気:立春】

【七十二節気:東風解凍】