未だに自分が想像する以上に、被災地、被災された方々にとって困難・過酷な状況が続いています。
自分一人の力・出来ることは決して大きなものではありませんが、過去にあった事実、現在も続いている現実を忘れずに、何が出来るのかを常に考えて、少しでも支援につながる行動を末永く続けていきたいと思います。
被災された皆さんに少しでも早く、心穏やかな時間がやってくること、暮らしが戻ることを願ってやみません。
最近読んだ本を紹介します。
重松清さんの「また次の春へ」扶桑社
夫々の立場、状況にの中で被災地・被害に遭われた方を想い、喪失の悲しみと再生への祈りを描く、7つの物語から構成されています。
その中で自分は「しおり」という作品に、心に強く響くものがありました。
読みかけの本に挟まれた「しおり」
「しおり」を挟んだ時、明日がやってくること、続きが読めることに何の疑いも持たなかったのに・・・
それが震災に遭って叶わなかった現実。そんな過酷な運命が待っていることなど気付くはずもなく・・・
「しおり」は、当たり前のようにやってくると思っていた未来を信じた証だったのです。
今を大事に生きることの大切さを教えてくれる作品でした。
冬を越えたあとには必ず春が巡ってきます。
今年も穏やかで暖かい春がやってくることを願っています。