遠方の仕事が夜遅くまでかかり 疲れて帰宅してました
ガソリンがあと少し
ふと見ると まだ営業しているスタンドを見つけました
郊外の住宅地に隣接しているガソリンスタンドです
給油装置が2つしかない 小さなスタンドでした
時間は夜11時ごろ
初めて行ったその場所は明らかに怪しい危険な雰囲気でした
目つきが危なそうな若者が 何人もいました
金髪で 手にバットや鉄パイプなど 思い思いに持ってました
車を横付けして車から降りても 店員さんらしき人は見当たりません
ひとり 大売出しのはっぴを着た 短髪のがっちりした男と目が合いました
静かに近寄ってきて「ガソリンですか?」と 一言いいました
「レギュラーを30リットル 現金でお願いします」 と言うと 「ありがとうございます」と言って給油を始めました
周りを見ると 危ない目つきをした若者が ぞろぞろと集まってきました
総勢40~50人はいたと思います
みんな私を見て ニヤニヤ笑ってました
給油が終わると はっぴを着た男は私を連中から離れた場所まで連れて行き 小さな声で話し始めました
「すみません 30リットルで一万円になるんですけど・・・」
私は驚いて「一万円?! ど どうして?」 と聞き返しました
はっぴの男は後ろの連中をチラチラ見ながら 「本当は10500円なんですけどね・・ わたしが 何とかしますから 一万円で勘弁して下さい・・・・」 と言いました
私は若干震えているのがわかりました
おとなしく一万円払わないと どうなるかわからないと思いました
「あの・・ 領収書は頂けるんですか?」
一応聞いてみました
「そんな 証拠が残るようなもの 出せないでしょう ここは おとなしく帰って下さい・・・」
唯一このはっぴ男だけが 話が通じるものかもしれませんでした
震える手で一万円札を手渡し 車に乗り込みました
私は連中にわからないように 携帯電話を足に挟み 110番ダイヤルしました
この先どうなるかわからないこともあって とっさに110番してました
はっぴの男は私の軽トラの右前に立ち 両手を広げていかれた連中から守ってくれてました
「どうぞ 早く行って行って!」
左手を大きく振って前進するように促します
徐々に走り出す軽トラ
前方両サイドに いかれた連中が並びだしました
110番がつながったかどうかわからないまま 「○○町のガソリンスタンドで若者に取り囲まれてます 助けて下さい!」 と 何度も繰り返しました
心臓がバクバクなってる音が聞こえました
前進するにつれて前方両サイドの若者は 徐々に進行方向をふさぐように 少しずつつめてきます
さらに前進すると 周りからゾロゾロ前方に集まりだしているのがわかりました
その時 軽トラの左後輪が 何かに乗り上げました
「痛!」
後ろから 若者の叫び声が聞こえました
次の瞬間 怒号と共に若者数人が荷台に飛び乗りました
「止まれ!このやろー!」
「足踏んだじゃねーかー!」
「てめー ぶっ殺すぞー!」
軽トラの荷台や天井や あちらこちらを鉄パイプで殴ってきます
「殺されるーーー! 早くーーー!」足元の携帯に向かって叫ぶ私
前後左右完全に囲まれて 恐ろしい形相で威嚇してくる連中
私は恐ろしくて外に出れませんでした
車は左右に揺らされて 「出て来い! 出て来い!」と言う叫び声がします
荷台の側面を パイプでガンガン叩いてます
荷台の上で数人が飛び跳ねて 軽トラを揺らします
「はい! はい! はい! はい! はい! はい!はい!はい!」
全員で叫びだしました
さすがに窓ガラスを割られる事は無かったんですが 何時間経ったんだろうと思えるぐらい 恐ろしい時間が経過しました
すると パトカーが2台
「・・・・・・・助かった・・・・・・・」
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