みなさま、こんにちは
マインド&ビジネスコンサルタントFumiです!
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昨日、グリーフケアの専門家のワンデイセミナーに参加しました。
グリーフとは、悲嘆。
大切な人との別れによる悲嘆。
そこから立ち直るためのケアをグリーフケアといいます。
在宅医療に携わる者として、グリーフケアにはよくうかがうのですが、
実はグリーフケアをきちんと学ぶ場というのはあまりありません。
専門医のようなわかりやすい資格もなく、、
保険点数にもならないので、学びを推奨されることもあまりありません
(一応グリーフケア協会認定資格というのはあるようですが、メジャーではありません)。
多くの医療者が、現場で実践しながら、
自力で自分なりのグリーフケアの形を模索している、
というのが今の医療会の現実です。
日常診療で行うグリーフケアの質を高めたい、
という思いから参加しましたが、
セミナーでは、自分自身の悲嘆の経験について掘り下げる機会がありました。
プロフェッショナルグリーフ(医療現場での患者さんとの別れ)は多々経験しますが、
結婚もしていないし、両親も健在のわたしは、
喪失というと祖父母との別れや、失恋くらいです。
我が子やパートナーの死去や、裏切られた末の離婚など、
ものすごく大きい悲嘆には直面していないのかもしれません。
それでも、思い起こすと、心が「きゅっ」となる場面があります。
それは、祖父母の別れでも、恋人との別れでも、
いつも私は、いろんなことが
「ちょっと間に合わない」人生だった、
ということです。
私は大学入学前に浪人しています。
医学部での学びも、当然医者になるのも、
現役の人よりも遅れています。
祖母が亡くなった時、私は医学生の2年生でした。
原発不明がんで、見つかったときには手遅れ(というか診断もつかない)。
闘病生活は2ヶ月位で、ちょうど夏休み期間だったこともあり、毎日部活やバイト帰りに病院に寄ることもできました。
結果的には、直前まで元気でいられたことに感謝すべきだったのかもしれません。
でも、大学2年というと、翌年からは臨床実習が始まる学年。
あと一年早く臨床を学んでいれば、もっと早く、祖母の状態に気づけたかもしれない。
そんな後悔が残りました。
祖父が亡くなったときは、研修医の2年目の終わりでした。
長い間心臓を患っており、最後は心不全でした。
私はすでにこの頃循環器内科を専攻することを決めていましたが、
専門科に入れるのは、もう少し先。
それでも、あと一年早かったら、もっと祖父のために役に立つことがあったかもしれない。
祖母のときと同じ後悔を、ここでも感じました。
無理に背伸びして第一志望にこだわらず、
早く医者になればよかった・・・
この後悔は、普段は忘れていても、
ずっと私のやわらかい部分に、爪痕を残しているように思います。
それでも。
普段おじいちゃんおばあちゃんを思い出すときは、
圧倒的に、悲しみよりも、幸福感が大きいんです。
昔、とっても可愛がられたこと。
おばあちゃんと2人で旅行に行った時にこと。
おじいちゃんと恋バナをしたときのこと。
両親には相談しにくい悩みを、いつも全肯定で聞いてくれたこと。
しわのたくさんある、あたたかい手。
私があげた、お気に入りの湯呑み。
葬儀の場で、いろんな人と思い出話をして、「らしいね」って笑ったこと。
お別れの曲のCDを私がつくったこと。
別れの直前の辛い悲しい記憶よりも、
愛された記憶と、残された幸福感の方が、
ずっとずっと大きい。
それはとても幸せなことで。
きっとこういう形が、
グリーフ(悲嘆)の昇華
というんだろうなぁと思うのです。
患者さんに行うグリーフケアの形は、正直まだ手探りだけれども。
私自身は、きちんと悲しみを昇華できている。
そう気づけたことは、
私にとってはとても大きい経験でした。
誰にでも、必ず訪れる、大切な人との別れ。
そこに向き合い、昇華させるのに必要なことは何か。
もう一度、自分ごととして考えてみようと思います
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