ネットでときどき見る質問です。

個人的には、以下の条件を満たせるのであれば可能かと思っています。

 

①ゲーム冒頭の荒れ寺まで到達することができる

②攻略情報を調べ続けることができる

③探索抜きで、100時間以上かけることができる

 

 

ネットにある情報は基本的に上手い人が書いていて、すごく下手な人には参考に

ならないことも多いです。

 

以下、ゲーム開始直後、井戸底から連続ジャンプで外に出るのにたしか15分以上

かかった超絶下手な私が困ったことを書いてみます。

※難しいゲームとは聞いていたが、まさかここでギブアップなのか!?と、

 本気で青ざめた。

 

 

【攻略情報】

〇見てもいいのか?

 アクションゲームが下手な人が自力でSEKIROを進めるのは、無理だと思います。

 ※雑魚敵にボコボコにされるので、探索ができない。そもそも自力でプレイ

  できる人は、下手ではない。

 以下、攻略情報を見ながら進める前提です。

 

 

【システム】

〇使用アイテムスロットに装備するものは少なくする

 戦闘中は余裕がないので、スロットにたくさん入れておくとモタモタします。

 瓢箪使ったつもりが飴なめてしまって死・・・とか。

 

〇流派技があれば、もっと楽になる?

 ホントに戦いが苦しいので、そんな「救い」を求めてしまいます。

 しかし人にもよるでしょうが、それほど劇的な変化はないかと思います。

 そもそも下手な人は、技を使いこなす余裕がない可能性が高いのです。

 私も流派技の発動でモタモタしているあいだに、敵の攻撃を受けてしまうことが

 多々あり、結局装備しなくなりました。

 ※ゲームを進める中で必ず入手できる奥義は強いので(流派技ではないが)、

  もたつくデメリットを考えても助けにはなりました。

 よってスキル取得の際は、常在効果を優先にした方がいいかもしれません。

 

〇義手忍具を強化すれば、もっと楽になる?

 攻略情報を見ながらプレイすると、ベースとなる忍具はすべて入手しながら

 進めていくことになると思います。 

 しかし正直、強化のメリットが大きいのは仕込み傘くらいなのでは・・・。

 ※手裏剣は、使い方による。

 よって、長時間かけて素材稼ぎしても、かけた時間ほどの効果はないかも  

 しれません。

 

〇死ぬと経験値は半分になるが、スキルポイントは減らない

 もうちょっとでスキルポイントがプラスされる状態でボス戦に挑んだり、

 新しい鬼仏に行こうとすると、あっけなく死んで経験値が激減する可能性が

 高いです。

 よって、ある程度の経験値が溜まっている場合は、スキルポイントが上がるまで

 安全なところで稼ぎを繰り返してもいいかもしれません。

 

〇竜咳って、治さないといけない?

 罹患したNPCが死んでしまうわけではないので、別にほっておいてもいいですが、

 NPCイベントが進まなくなることがあります。

 あとは、アイテムを売ってくれる人がかかると、話しかけるたびに苦しそうで

 つらくなる。

 しかし竜胤の雫は数が少ない上、回生の使用回数制限解除に使えるので、

 使用は慎重に。

 ※たとえば回生ゲージが2個満タン状態でボス戦にチャレンジ。

  1ゲージ目は回生せず。

  2ゲージ目で一度回生を使った場合、ゲージは1個残っているのに、

  もう回生できない。竜胤の雫を使うと、この制限を解除できる。

 

 

【移動】

〇うろついている雑魚敵とは戦わなくていい

 基本的にダッシュで駆け抜けられます。

 お金などが必要なときだけ、背後や落下忍殺できる安全なポイントで稼ぐ。

 

〇ジャンプぶら下がり

 たとえば岩にぶら下がる際(ぶらさがれる岩は角が白くなっている)、

 ジャンプして体が高く浮いてからぶらさがろうとすると遅いです。

 1段なら1回、連続ジャンプなら2回ジャンプしてすぐにぶらさがりを押したままに

 すると、空中でグニューンと飛距離が伸びるようなぶら下がりアクションが発動

 します。

 

〇鬼仏

 敵と戦闘状態になっていると、対座できません。

 また、あまり使っている人はいないかもしれませんが、帰り仏は便利。

 何回でも使えるので、無意味に死ぬくらいなら全力で敵から逃げて

 距離を開けてから使うのがいいかもしれません。(ワープ発動に時間かかる)

 

 

【バトル】

〇むやみにボタンを連打しない

 特に攻撃ボタンを連打すると、入力が残ってしまうときがあるのですね。

 その場合、たとえば相手の斬り返しをガードしたつもりなのにザクッと

 生で切られて「今、ガードしたじゃん!!」ということになります。

 

〇弾きのタイミングは、思っているより早い

 私のことですが、下手な人はそもそも反応速度が遅いのでは・・・。

 よって弾きが失敗するときは、早すぎるよりは遅すぎるケースが多いかと。

 人によりますが、違和感があるくらい早くボタンを押さないと、間に合わない

 おそれもあります。

 

〇体幹管理は大事

 やみくもに戦って、自分の体幹ゲージもよく見えてないことがあります。

 ただ、隻狼がへなへなと崩れ落ちて、敵に生で斬られるのは避けたいです。

 下手な人ほど攻め急ぐ。

 

〇攻略動画のとおりにはできない

 上手くない人向けの動画もたくさんありますが、見ても勝てないというか、

 そもそも動画のとおりの動きすらできないことも多いです。

 いや、こんなことできたら苦労しないよとか、動きの相性もあります。

 ただ、めげずにいろいろな動画を見ていると「これならできる!」というものが

 見つかるかもしれません。

 お宝探しのようで、私はかなり楽しんでいました。

 

 

【でも、SEKIROはレベル上げができないから・・・】

よく言われることです。

たしかにレベルを延々と上げていくことはできませんが、終盤にスキルポイントを

攻め力に変えるアイテム(竜の舞い面)を入手することはできるのですね。

 

「邪道じゃない?」と思うかもしれませんが、入手できるタイミングから言って、

最終戦のために用意されているものではないかと思います。

勝手な推測ですが、さすがにここまで来たのに最終戦でギブアップというのは

かわいそう、というフロムの救済策なのではないかと。

 

もちろん舞い面を使わずに最終戦を勝利できるのがベストでしょう。

でも、絶望してSEKIROを嫌いになったり、ディスクを割るくらいなら

攻め力を上げた方がいいのではないかと思います。

そもそも攻め力を上げたところで、ちょっとバトル時間が短くなる程度ですし。

 

※エルデンリングDLCについてのインタビューの中で、宮崎さんが以下のように

 話しています。

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 システムとしては、DLC限定のレベルアップ要素が追加されています。

 『SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE』の“攻め力”のようなものを想像して

 もらえるとわかりやすいと思いますが、従来のレベルとは別に、DLCの

 フィールドでのみ有効になる“攻め力”があるわけです。

 これは、先ほどから言っている「脅威に挑む自由度」のために用意したもので、  

 「このボスは手強いから、別のところを探索して、強くなってから再挑戦しよう」 

 といったことを、高レベル帯でも体験しやすくするものです。

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 結局、邪道か否かではなく選択肢を増やしている、ということなのだと

 思います。

 

ただ、スキルポイントは取れば取るほど必要な経験値が爆増して、とんでもない

時間が必要です。

※私が流派技の取得や義手忍具の強化にあまり乗り気でないのは、そこに時間を

 かけるくらいなら、攻め力を上げる方に時間を使った方がよかった・・・と、

 思ったため。(152時間かかったが、余計な時間が相当ある)

 下手な人はトロコン狙ったりしませんよね。

 

 

【最後に】

身も蓋もない言い方ですが、上手い人と下手な人では狼の動きが全然違います。

ホントに、天と地ほどに違います。

 

なので上手い人と自分を比較してめげたり、羨んだり、怒ったり、ゲームを

やめたりするくらいなら、自分にもできることを探してみるといいのではないかと

思ったりいたします。