今月、ネットで見た記事です。
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(年齢70代、年金受給額月8万円の人の場合)
・東京では、持ち家でなければ月8万円生活は難しい。
・しかし、基本的に生活保護は就労できるなら働き、そのうえで収入が生活保護費を下回る場合に支給される。
・70歳であっても収入が少ないという理由だけでは、生活保護費はなかなか支給されない。
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そして、先月見た記事
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(生活保護を受給する20代の人の場合)
周囲からは『働けるよね？』などと言われたが、働けるかどうかは生活保護の条件になっていない。スムーズ に受給ができた。
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実際に受給している人が、働けるかどうかは条件に入ってないと言っているのに、70歳でなかなか支給されない？
どういうこと？？
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「数年生活できるだけの貯金はあるけど、年金受給額が少ないから生活保護もらっておこう」というのは、もちろん無理です。
ただ生活保護は、たとえ収入があっても最低生活費(地域等によって違う)以下であれば、差額が支給される制度のはずなのですね。
なので、経済的に助けてくれる人がいなければ、働けないことの証明は必須ではないはずです。
上記の記事についてのネットのコメントも、なんで準備しておかなかったのか？とか、70代なら働かないと！とか、そういったものが多くみられます。
最低生活費との差額はもらえる、というコメントもあるのですが少数派です。
このあたりのことって「権利」と「感情」が混じって語られることが多いような気がします。
本当に生活が継続できない状況の人が「やっぱり生活保護はもらえないんだ」と思いこんでしまうのが一番まずいです。