政府が検討中の減税・給付金案について、いろいろなことが言われています。

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・4万円は明らかに少なすぎる。遅く、少なく、しょぼい。

・働いてる人は、払う税金を4万円だけ減らす。 働いてない人は、

 働いてる人が払った税金を7万円あげる →「働いたら負け!」

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ただ個人的には、既にそんな時期ではないのでは?という気がします。

 

 

というのは、これから物価上昇が継続しても、賃金がなかなか上がらない人がどうしても出てきます。

 

また、物価が上がれば年金の支給額も上がりますが、上昇率はイコールになりません。実質的には年金は減ることになります。

 

 

では物価上昇に見合うように、毎年、法改正をして最低賃金を上げますか?

年金の支給額を上げますか?

 

・・・無理だと思いますね。

何の支障もなくできるのであれば、とっくにやっているでしょう。

 

 

なので、どうしても生活に困る人が増えてきます。

そうなると、生活保護や低所得者向けの支援でなんとかするしかない。

 

結局、余裕のある人から取って、無い人に渡す方法しかないのです。

 

 

これから、

 

「国民がなんとか生き残れるように、逆に貧富の差を大きくする」

 

という政策になっていくのではないかと思います。

 

お金持ちを増やさなければ、人を助けることもできないわけですから。

 

 

しょぼいとか不公平とか、言っていられる時代ではないような気がするのですね。