ホテルが朝食付きのプランだったのですが、うどん屋さんとか行ってもよかったかな・・・
でも、ホテルの朝食会場で白飯をかきこむ時間、なんか好きです。
すごく暑くなるという天気予報。天神駅のコインロッカーに、バッグと上着を入れます。
今は、Felicaがカギ代わりになるので便利です。
というか、昨日も、地下鉄、ラーメン屋さん、コンビニ・・・Suicaピッで支払いできて、隔世の感があります。
七隈線に乗るため、また、天神地下街を南へ向かいます。
薄暗い、濃い茶色の空間にイルミネーション
ゆっくりとした音楽
誰が指示したわけでもないのに、あちらから来る人、あちらへ行く人、人の流れが大きく半分に分かれて
静かに流れて。
慣れている人にとってはなんてことない風景なのかもしれませんが、なんだか、夢の中のようです。
地下鉄のホームにも音楽が流れているし、駅名表示もおしゃれ。
以前、大阪で阪急に乗ったときも、なんだかしゃれた印象を受けました。
西の方は、文化が違うのかもしれません。
早良区室住団地
私、ここに住んでいたことがあるらしい。
"らしい"というのは、1歳頃に引っ越したので、自分の記憶としては全くないのですね。
ただ、一度見ておこうかと。
URのホームページには、築39~48年と書いてありますが、きちんと塗り替えしているようですし、
植込みも剪定してあって、思っていたより全然綺麗で、明るい印象です。
ここから始まって、今まで42年間生きてきました。
子供の頃から、お勉強のできるフムトコ君で、高校はちょっと名の知れてるところに行きました。
その頃は、本気で「高卒で働いている人なんて、同じ人間ではない」と思っていました。
しかし、途中でガシャンッ!と崩壊。
幼少の頃から、「できなければいけない」という環境で、学校のテストを受ける前から、
取らなければいけない点がすべて決まっているような状態で、
できないことに対するプレッシャー、恐怖に苦しみつつも、人を人と見ないような優越感に浸り、
いつか耐え切れなくなってしまうのではという不安はありましたが、
まさかあんなに急激にぶっこわれるとは思っていませんでした。
「大学へは行かない」
と言ったときの、親の怒号怒声。
「高卒で働いている人なんて、同じ人間ではない」どころか、
高校の普通科卒っていうまるで役に立たない最終学歴で、アルバイトを転々と15年以上。
ホントに、お金にならない。ひどいときは、額面年収300万に到達しない。
辞めて次の会社でバイトしても、また同じこと。
正社員面接受ければ、「どうしていままで、アルバイトやってたんですか?」
社会は、奴隷が平民になることを拒絶する。
ただ、ある意味、当然の報い。
今は、そのときと比べれば収入はよくなったけど、平均収入には及ばない。
たまに休日に人と会っても、なにか目線が違うような感じで、あまり楽しくない。
家庭なんて悪い記憶ばかりで、持ちたいと思ったことすらない。
正直、傍目から見れば、私にはなんにもないです。
でも、私は、あのまま人を見下しながら生きてこなくて、ホントによかった。
今日読んだ新聞の人生相談欄で、「50代主婦 子育て終えて目標失う」というものがありました。
いや、人生の目標っていっても、お金に余裕がなければ、「なんとかご飯食べる」のが目標ですし、
生きていくのに困らないような経済状況なら、それはそれだけで素晴らしい!と、
私は思ってしまうのですが。