おはんばちは、出水麓メダカ、148です。





今日もよく晴れ、そして涼しい朝を迎えた鹿児島県出水市です。





昨日は予定通りPSBの仕込みをしました。





いつぶりか忘れるくらいに久しぶりでした。





前日から水出しで昆布出汁をとっていました。




昆布出汁を使うのは、PSBの餌となるアミノ酸が豊富だからです。



昆布出汁だけでも培養はできますが、水温を35℃にキープすることと15日くらいかかることで、昆布出汁は補助的な餌として使っています。



主となる餌は、言わずとしれた
天下の宝刀、エビオス錠!



これまた、エビオス錠だけでも培養できますが、昆布出汁を使ったほうが、早く濃いPSBができます。



では、手順を。




昆布出汁を1L準備しておいたので、空の2Lペットボトルが必要です。つまり、2Lに対して200mLの出汁を使います。




画像のペットボトルが赤いのは、以前PSBを培養していたからです。



洗わないほうが早く濃いPSBになります。



半分より少し多めの水を入れ、エビオス錠8錠ずつを溶かします(3〜40分で溶けます)。




昆布出汁を200mLずつ加えます。



更にPSBも200mLずつ加えます。



水で溢れるくらい満杯にします。




一日中というぐらい日当たりのいい場所に置いときます。



水温は全く関係ありません。要は日当たりです。




1週間前後で真っ赤になりますが、一つだけ注意点があります。



お客様からもときどき質問があるのですが、グリーン化する問題。



仕込んでから2〜3日は、
発酵のために細かい泡が出てきます。



PSBは嫌気性なのでエアを抜く必要があります。



蓋を開け、水を足すと泡と共にエアが抜けます。



毎日、泡(エア)が無くなるまで繰り返します。一日一回で構いません。



早ければ4〜5日で真っ赤になります。



夏場に採った仔が大部増えているこの時期、たくさんのPSBを使いますよね。



皆さんも頑張って培養してみてください。




では、この辺で。