J2からJ1への昇格争い | サカブロ

J2からJ1への昇格争い

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第43節が終わり、残すところあと8節となったJ2。
今年からは3クラブが自動昇格ということもあり、チャンスは広がっています。
昇格争いにしっかりと食い込んでるのはC大阪・仙台・甲府・湘南・鳥栖の5クラブ。
この5クラブの今後の対戦相手を見てみるとこれがなかなか面白いので、表にしてみました。

クラブ名 勝点 得失差 44節 45節 46節 47節 48節 49節 50節 51節
大阪 88 37 札幌 愛媛 徳島 横浜 草津 仙台 岐阜 鳥栖
仙台 86 35 横浜 鳥栖 草津 札幌 水戸 大阪 徳島 愛媛
甲府 82 27 水戸 栃木 横浜 鳥栖 福岡 湘南 岡山 熊本
湘南 81 25 徳島 富山 鳥栖 熊本 東京 甲府 草津 水戸
鳥栖 76 19 草津 仙台 湘南 甲府 徳島 岡山 愛媛 大阪
大阪・・・C大阪
東京・・・東京V
横浜・・・横浜FC

ご覧になればわかると思いますが、鳥栖は昇格争い中の他の4クラブとの直接対決を残しています。
勝点的にも得失点差的にも最も不利なのは変わりませんが、状況を変える可能性を十分に持っています。
さらに、最近好調の札幌・徳島・草津(水戸は残念ながらトンネル期間)が甲府以外と試合を残しています。
第49節には仙台vsC大阪と甲府vs湘南の超重要な2試合もありますし、最後までどうなるかわかりません。

続いて各クラブの昇格へのキーポイント。

C大阪は勝点的にかなり有利な位置に立っていますし、最近は課題の失点もそれ程多くありません。
直近の8戦は6勝2分と負けなしですし、難しい連戦も草津と仙台の2試合程度で後は単発。
昇格争い中の5チームの中で、3位以内の可能性が最も高いクラブと言えるでしょう。

仙台は勝点的には有利なのですが、鳥栖戦から徳島戦までの難しい6試合を控えています。
この連戦の中で調子を落とさずに進むことができるかどうかが、昇格の鍵を握りそうです。
去年も3位以内に入っていますし、力は十分ありますから、自分達を信じて戦うだけでしょうね。

甲府は残りの対戦相手を見ると、他と比べてかなり勝点を積み上げやすい状況にあると思います。
それでも勝点差を考えると余裕はないので、しっかりと勝ちきる試合を続けたいところです。

湘南は9月に入ってから7戦3勝2分2敗とあまり調子が上がりません。
やりづらい相手も少なくないですし、勝点的に悪くはないものの良い状況とは言えません。
個人的には、中村裕也の調子が上がってくるかどうかが非常に重要になるように思います。
そろそろ前半戦(第一クォーターから第二クォーター中盤まで)の勢いを取り戻したいところです。

鳥栖は難しい試合が多く、最も厳しいとは思いますが、昇格にかける思いを強く感じます。
それも手伝って最近は非常に調子が良いですから、あとは全勝するくらいの勢いで臨むだけでしょう。
昇格争い中の全クラブと対戦することができるわけですから、もっとも影響力が強い存在と言えます。
間違いなく今回の昇格争いのキーマンで、主人公になるのか脇役になるのかは鳥栖次第です。


5クラブのうち上がれるのはたった3クラブだけですから、最終節まで激しく熱い戦いになりそうです。
どのクラブが昇格するかはまだわかりませんが、後腐れがないような戦いを
期待しています。