ピースボートの旅、21寄港地目はパナマのクリストバルです。
今回の旅で一番治安の悪い国と言われています
かつて自由行動をした人たちが血だらけで帰ってきたことがあるとか。
ということもありツアーは満員で取れず
港ターミナル内のお土産屋さんで遊んでようと諦めていましたが
キャンセル待ちしていたツアーが前日になって空いたのでラッキー
『先住民族クナ族の文化体験』ツアーです!
パナマの先住民族・クナ族の民芸手芸「モラ」
モラはクナ族の伝統衣装のブラウスの胸と背中の部分に使われています!
元々はボディペインティングだったものがアップリケのテクニックで布になったとされています
クナ族の女性はモラを身につけることで豊かな文化と伝統を守ってきています
クリストバルという港町からバスで揺られること1時間半。
ある村に着きました!
クナ族の子どもたちがお出迎えしてくれました
まずはモラのワークショップ
クナ族のお母さんたちの見様見真似でチクチク
とても細かい作業です
私の母もパッチワークをしており
よくあんなに細かい作業ができるな~と思っていましたが
本当に気が遠くなる作業です
そして村を少しお散歩
こちらの坂道はピースボートの寄付で作られたそうです!
子どもたちが家から顔を出して手を振ってくれます
みんな意味をわかっているのか「ありがとう」を連発(笑)
そのあとは当たり前のように躊躇せずクナ語で話しかけてきます
言葉の壁だらけでしたがとてもフレンドリー
そしてクナ族の伝統的な踊りを見せていただき
私たちからは炭鉱音頭を披露!
折り紙で遊んだりもしました
子どもたちの折り紙への食いつきが半端ない
無邪気な子どもたちと触れ合って久しぶりに楽しかったです
夜ご飯はこちらのコミュニティでいただきました。
お魚を丸々揚げたもの、サラダ、バナナジュースです
お魚の食感は鱈みたいな感じですが
少し魚臭さがありました
キューバ以降、お腹を壊している人が多いので気をつけなければ
19時に村を出発しましたが辺りは真っ暗です
現地の警察が市内に出るまでバスに同乗。
治安の悪さを物語っています
街灯もない真っ暗な中、クナ族の皆さんは「またね」と言って手を振ってくれていました!
バスの車窓からチラホラ見える液晶テレビ
私たちのツアー代金やお土産代で4Kの液晶テレビに買い換えるのかなとか考えたり(笑)
若い子はスマホでインスタをやっていたりと
思ったより豊かな暮らしをしているようでした
自分の民族と文化に誇りを持って生活しているクナ族、貴重な体験ができました
船は世界三大運河のひとつ、パナマ運河を航行し太平洋へと戻ってきました!
パナマ運河は閘門式運河です。
閘門の開閉で次に進む水路との水位を調整して船を進めるもので
なかなか面白かったです
閘門と閘門の間は左右前方の二台の電気車両が牽引します
ちなみにその電気車両は日本製だそうです
ちなみにパナマ運河は二本の運河が並列しており
お隣はもっと大きな船が通れる運河です!
パナマ運河通航にはとてもお金がかかるそうで
その通航料は船の大きさで決まるそうです
スエズ運河に続き、二度と通らないであろうパナマ運河
こちらもまた船旅の特権です