9月に入り、日が短くなりましたね。
大好きな夏の終わり
そんな中、今週から助産師学生の実習が始まりました。
早速、1件目のお産を介助しました
初めてのお産介助だったので
相当緊張していたのでしょう。
何をしたら良いかわからなくなってしまったようでフリーズ
「今、どんな状況？」「次は何をする？」と質問攻めで動かします
そこまでせっかちな性格ではないのですが
安全を考えると学生が自発的に動くのをゆっくり待ってあげることはできませんでした
というか赤ちゃんが待ってくれないんですけどね
お産介助が無事に終わってから振り返りをしたのですが
産婦さんを受け持った時点で頭が真っ白になってしまったとのこと。
私も学生のときそうでした
頭が真っ白ってこーゆーことなんだと初めて感じた覚えがあります
座学での学びは何だったんだろうとも思いました
それが実習なんですけどね！
そして今日は1件目だったのでそこまで厳しいことは言わず、
最後に「お産は人生の大イベントでおばあちゃんになっても忘れないしその子どもに語り継がれること。
そんな素晴らしい瞬間に関わるということを忘れずに、一つ一つのお産を大切にしてもらいたいです。」と話しました
大して気の利いた言葉を言ったわけでもないのですが
学生が「泣いてもいいですか？感動しちゃって」と。
いや、すでにウルウルしてるし
感受性が豊かなんですね
そんな学生のピュアな心に私は感動
私も嬉しかったです。
これから3カ月、学生と一緒に喜んだり悩んだりいろいろあると思いますが
昨年よりもパワーアップした指導をしたいと思っています
安全に実習が終了すること
学生一人一人の長所を伸ばすこと
あとはお産を好きになってもらうことが今年の指導課題です