臨床指導と山本五十六 | フモフモさんのひとりごと!

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フモフモさんによるひとりごとブログ。
日々いろんなことがあるね。
楽しいことはもちろん、辛いこともある。
でもそれが人生なのだ☆

看護学生や助産師学生の臨床指導者2年目。
今年は昨年よりももっと効果的な指導を行えるよう、
臨床指導者を対象とした研修に参加しました

まず大事なことは最近の学生の傾向を知ること。
叱られた経験がない、メンタルが弱い、コミュニケーションが苦手、マニュアル人間、生活体験が乏しい…など
その反面、言えばやる、情報収集能力が高い、自分らしさを大切にするなどの良い面もあります

もちろん、みんながみんなこのような傾向にあるわけではないのですが
ゆとり世代の典型的な特徴ですね。
これらの特徴を受け入れた上での指導が必要となってきます。

そしてこのようなゆとり世代の学習意欲向上に大事なこと、
それはできていることを褒めること
学生の考えや行動を受け入れてできていることを褒めると
次に繋げようという気持ちになり学習意欲が高まるそうです
どうしてもできていないところばかりに目が行きがちですが
学生が持っている力を伸ばすことも大事なことです

学生指導をしていると学生個々の学習到達度や性格に合わせて指導方法を変える必要があり
私自身も日々悪戦苦闘しています
教えるということは自分が理解をしていないとできないことであり
それを他者に伝える力も必要となります。
そのため学生に教える立場ですが
教えながら自分も成長していることに気づきました

研修でも指導は自分のためという考え方で
「共に学び共に育つ」という見方に変えると学生にとっても自分にとっても有意義な実習になるとまとめていました

そして最後に
「育てることは育つこと
やってみせ、言って聞かせて、させてみて、
ほめてやらねば、人は動かじ。」
海軍連合艦隊司令長官、山本五十六の名言です。
この言葉を送ります、と研修は終わりました。

とても素敵な言葉ですが
胸にグッときたというより
グサリときました

というのも6月の広島旅行、呉のお土産にこの言葉が書かれたクリアファイルが売られており
それを見た姉が
「上司へお土産に買って行こうかな(笑)」とシャレにもならないことを言っていました
確かに師長さんへ…なーんて私も送る方を考えていたので
まさかその言葉を送られる身になるとは衝撃的
でも私のために言ってくれたんじゃないかと思うくらい
今の私に必要な言葉です。

ちなみに気づいてないと思うけど
姉ももうこの言葉を送られる側ですよ

研修に出てもっと学生指導について学びたい、追求したいと思いました!
そしていつの間にか指導が好きになっていることに気づきました
山本五十六の言葉を胸に学生はもちろん、自分にとってもより成長できる指導を目指していきたいと思います

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(大和ミュージアムのHPより)

人生、日々成長です