幸せになるコツを子供たちから学んだ時がありました。

ある暑い夏の日、ボストンに引っ越しした我が家は山積みされた段ボールの中で
生活してました。

主人は9月から始まる大学院生活に向けてサマースクールに通い始めたので
勉強に専念できるように家のことは一人でしてました。

朝から晩まで段ボールの開封、整理、掃除や見慣れない食材での和食作りをして
早く普通の生活が出来ればと奮闘していました。

子供たちはおもちゃもなく、主人なしでの外出はまだ怖いし、周辺の様子も
分からないので、毎日家の中にいることしか出来ませんでした。

私は子供に申し訳なく思いながらも、時々笑いかけたり、歌を歌ったりすることだけしか
してませんでした。

でもね、気がつくと仕事をしている私の横で子供たちは笑顔でずーと遊んでいるんです。
まだ冷房がなく西日があたる顔は汗でキラキラして楽しそうでした。
下の子は1歳になったばかりで母乳を飲んでいたので私が恋しいはずなのに、
年子の上の娘が遊んであげてました。
娘も楽しそうで二人で時折声を上げて笑っていました。

心の中でありがとう、助かりますと思いつつこんな状況でも
楽しく幸せでいられる子供たちの強さを感じました。

幸せな人は満たされていることや不幸がないのではなく、
どんな状況でも幸せを感じられることや作れる人なんでしょうね。

いつまでも その特技を持って欲しいと願いましたが。。。

大人になるということは知識を得る代わりに感じる心が薄らいでいくのでしょう。

『ねぇ知ってる? 一番幸せなことは 何も知らないことなんだょ by 豆柴