みんな知ってるだろうか。



じつは。


俺は、天才です。



ええ?


え?なんで?どこが?そんなこと一瞬たりとも思ったことないんですけど


こいつ、ウケるーww



って思われると思う。


うん。

そうだね。


俺は人より何かに長けているわけじゃない。

むしろ誰かより長けているところなんてなにもない。


みんなも知っているところで言うと…。
 

音楽、楽器で人前に出てたくせに



ベースも下手。
ステージングも下手。
作曲も下手。


ベースが弾けなくても、機材に詳しくて音が良い!!


なんてことも一切ない。
なんなら機材トラブルもしょっちゅうだったし。


フレーズセンスにあふれていて楽曲を華麗に彩っている!!


なんてこともない。


インストアイベントとか、普段のトークで心を鷲掴み!


なんて思ってるのは本人だけで、
近しい友人には


「ドヤ顔でおもんないこと言ってる」


とかいつも酔っ払うと言われるし…。



社会人としても一般男性としても


仕事が特別できるわけじゃない。
社会人としてのマナーだってあまり知らない。

女性のエスコートもできないし
優しさとか気遣いも、たいしてない。



…( ゚д゚)??



なんか自分で書いててかわいそうな人みたいになってるけど。


こんなに言っておいて
なんで天才だって言えるか。



理由は明白。



俺は今まで

「努力が足りた」ことがない。


瞬間的には足りてると思うかもしれないし
こんなにやったのにーって口で言うかもしれない。


でも努力って・・・


「努力しました。」

って言い切っちゃったら


自分の伸び代を否定する気がしてる。
と言うか、単にそれ以上努力することを拒否してるだけな気がしてる。


限界まで伸びきってたら「努力しました。」ってこと
そうじゃなければ「努力が足りてない」ってこと。


そう考えたら

本当に努力しましたって言える人。
どれくらいいるんだろう。


夢のためなんて大げさじゃなくてもいい。

身近なことだと勉強とか、部活とか、仕事もだし、育児、恋愛でもかな?



もし努力が足りてなくて、
できることがあって、
伸び代がまだあるなら。



伸びきった自分がどこまですごいかなんて
誰にもはかれるわけがない。


伸びきってみたら
過去、現在いる天才と呼ばれる人たちにも
届く部分があるかもしれない。



つまりさ・・・。


俺は天才です。


って言うと

ほんとかよ!と思われるだろうけど。


まだ努力できる以上、可能性は否定できなくて。



俺は凡人です。


って言い切れるのは
限界まで努力して、もう伸び代がない人だけ。


そっちのほうが

ほんとかよ!って思わない?



俺は基本的には嘘をつかないことを信条にしているから(酔っ払った時に取り繕うのが面倒だから)


いつか人生もう終わりって時になって。

ああ。
今思えば俺、あの時結構努力してたんじゃない・・・?
 

ってもし思えたらそのときは

凡人でした!

って胸を張って言うと思う。



でも俺はまだ大分生きるから。






言い続けます。





「俺は天才です。」












PS.









「あなたは、凡人ですか?」







あうぇい。