さて

今年最初の『ブリちゃん』のおはなしです

昨年末から度々出てくる『シミー現象』

まず始めに…

ごめんなさい『アジアンタイヤ(スタッドレス)』

ごめんなさいその他もろもろのパーツたち...

『シミー現象』ってのは走行中の振動のコトです

アル一定の速度で発生するんで回転に関係するモノなのは解ってました

ソコでまず疑ったのが『アジアンタイヤ』

4年目のアジアンスタッドレスをに履き替えた辺りから気になりだしたんでバランスをみてみるとかなりズレていてソレを直したら若干よくなったんでちょっと犯人に仕立ててました

しかし

おニューのスタッドレスタイヤ(メーカー銘柄同じ)にしても同じく『シミー現象』は消えませんでした

そこから『グランドエフェクター』やタイヤハウス内の内張等に走行風が当たるコトによる振動を疑って対策したりしてました

それでも消えない『シミー』

実は真犯人の目処はついてたんだけど「ソレじゃなかったらイイなぁ」って思いが冤罪を生んでしまっていたんです



今年になってから避けていた真犯人を突き詰めるコトにしました

それが『ハブベアリング』

何しろ23万キロ近く走ってる過走行車なんで機械的に劣化してるのは認めなくちゃいけない事実なんです

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fumixもホントは「ベアリングじゃないかなぁ?」って薄々は思ってました

スタッドレスタイヤの買い換え時期だったんでソレに思いをたくしたり

お金のかからないイジリで直せないか?を試してみました

でもやっぱし避けられないんだよなぁ

まだ乗りたいって気持ちとかいろいろ考えて『ハブベアリング』の交換を決意しました

発生してる『シミー現象』はハンドルにフィードバックしてるんでフロントが怪しいのは明白です

とりあえずフロントだけを換えます

レガシィのBL/BP系からフロントのハブベアリングはユニットになってます

簡単に言えば以前からリアはユニットになってるんでソレと同じようになってます

以前の型とどう違うかってゆうと以前はハブベアリング交換ってゆうとベアリングをナックルから機械で抜いて新しいのを押し込んだりしてベアリングだけを交換する感じでした

ユニットになってるってコトはユニットごと交換するコトになります

部品の金額的には高額になっちゃいますが工賃的には安くなります

ディーラーとかの修理だとどのくらいの価格の違いになるか?判らないけど工賃的に安くなるってのは交換が簡単になったってコトですよ

具体的にはネジ(アクスルナット含めて)を10箇所くらい外すだけで出来ちゃいます

ネットでポチッと部品発注!

休みになるのをまって作業をしました

簡単に交換出来るっていっても道具ありきです

『アクスルナット』はエアーインパクトじゃないと外れないし安全に関わる部品なんでトルクレンチも必要です

さてサクッとハブベアリングのユニットを外します



ってサクッとはいかねぇ

23万キロ走ってて11年も乗ってるハブが簡単に外せると思います?

ネジの頭はサビてるしはナックルに固着してます

いろいろやって1時間かかってユニット撤去

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外してみるとなめらかに回らなくなってます

新品と比べてみる

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形状がちょっと違います

ネジ穴の位置も同じだしハブボルトのPCDも同じなんでアブライドで仕様変更したのか?純正部品じゃないからかな?

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ナックルのサビを落としたりネジのヤマをきれいにして取り付けます

『アクスルナット』も適正トルクで締めて…

コノトルクのソースがなかなかみつからなくて前もって実家のお隣のクルマ屋さんに聞きにいきました

fumix「アノ~ハブのナットの締め付けトルクっていくつですかね?」

整備士さん「えーといくつだっけかな?」

fumix「あっじゃあ調べておいてもらってもイイですか?」

整備士さん「ちょっとまって…」

 そう言って整備本を9冊も持ってきて

整備士さん「何処かに載ってるはずだから…」

って整備本を貸してくれました(笑)

よし他の情報もログっちゃお

と思いきや前の型までのやつでした

じゃあフロントのハブベアリングユニットの情報ナイじゃんって思ったけど

まぁリアも同じだろうとリアの情報をログ

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コノトルクでボルトをしめて完了?

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ブレーキ関係も戻してホイールをつけて

試走をかねて近くをグルッと走ってみると

『シミー現象』なくなりました

アジアンスタッドレスのロードノイズも静かです(笑)

あ~はやくやっとけばよかったな

アノベアリングの感じだとリアも近いうちにやらなくちゃなぁ


あっそうそう23万キロ弱実際に使ったベアリングの劣化検証したい方は差し上げますのでご一報ください(笑)