実際にあった話ですが

私事ですが、先日コンビニの前の横断歩道を渡ろうとして、

おじいさんの運転する車にひかれそうになりました。

 

はい、私は横断歩道を渡ろうとしていました。

おじいさんの車は横断歩道の前で停車して、右折でコンビニにはいりたかったのです。

図にするとこんな感じです。

すんでのところで車は停まりましたので、私は無事でした。でもすごく怖かったです。

 

おじいさんドライバーが言ったこと

私は無事だったこともあり、その場を歩き去ったのですが、

数メートル歩いた後に思い直して戻りました。

 

車から降りて何事もなくコンビニに入ろうとするおじいさんを呼び止めました。

あくまで丁寧にこう言いました。

 

「おじいさん、危なかったですよ。気をつけて運転してくださいね。」

 

本当に、冷静に落ち着いてこう言いました。

でもね、このおおじいさん、私が誰かもわかっていませんでした。

 

「あんたさっきの人か?」

が第一声でした。

 

免許返納しようと思っているんだ
もう免許更新になるんだ
アルツハイマーが進んでいるんだ

 

なんてことをおじいさんは言っていました。

正直、言い訳するのに必死の様子に見えました。

私は、別に怒っていませんしおじいさんを責めようともしていません。

でも、ご自身で分かっているのでしょうね。

そしていままでにもこれに似た経験をされていたのではないでしょうか。

 

『かもしれない』の幅を広げる

高齢者の自動車事故が・・

なんてニュースを聞いても

「うちの両親は免許返納したから」

くらいにしか思っていませんでした。

 

自分が被害者になりかける、ということには思いが至っていませんでした。

しかも今回の私は、車が横断歩道の前で一旦停止していたのですから、

私自身が『安全確認不足』であるとは思えません。

でも危ない目にあいました。

 

無事であったことは幸いです。

そしてよい経験をしました。

高齢ドライバーに対する認識をひとつ新たにできて、自分の身を守る意識が一段階上がりました。

無事であったことに、感謝しています。ありがとうございます。

 

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