こんにちはキラキラ


入院まで ⓵ の続きです…


電話向こうの相手とのやり取りを聞いて
かかりつけの内科医だとわかってからは
不安でいっぱい…
旦那の顔も真顔で受け答えしてる

電話が終わり…旦那が
今から、すぐ総合病院に行ってくれだって
総合病院へは連絡するからだって…
起こして…準備して連れて行こう


電話の内容は…
・採血結果で白血球の数値が異常に高い
・ヘモグロビンの数値が、低過ぎる
・医院の検査キッドがおかしいのか?と思い
    調べているうちに遅くなった
・白血球数値最終結果として19万を示し
   白血病の疑いがある
・総合病院でしっかり検査してもらいたい
・もしかしたら県央にある大学病院に
    入院することになるかもしれない


眠っている息子を起こし着替えさせ
市内にある総合病院へ…

夜間受付を済ませていると小児科医が来て
小児科病棟で採血検査して
必要な治療あればお父さん達にお伝えします
と言われ

歩けますけど…

というの息子の言葉を遮り
車椅子に乗せられて病棟へ

なんで?歩けるのに車椅子?…
状態…そんなに悪いの?

何が何だかわからないまま
小児科医と息子の後を行くように
旦那と一緒に付いていきました

息子が採血などの検査をしている間
病棟の個室に通されて待っていると…

小児科医のF先生が
息子さんの白血球数値が19万台
ヘモグロビンが4.0と聞いていたが…
もう一度調べたら…
白血球数値 40万
ヘモグロビン数値 3.0という結果でした
血小板数値は、正常値内でした
これから赤血球の輸血をし酸素吸入もします
正確な尿量も知りたいので膀胱に
尿管を付けますが痛さで大泣きすると思いますのでお父さん達びっくりしないで下さい
息子さんは『体調が少しおかしい?』
と思っても我慢とかしていた訳でなく…
これくらいだったら大丈夫と思いながら
過ごしてたようですね
ゆっくり進行していたのだと思われます
でも…2〜3日遅かったら…
心不全を起こして亡くなってたと思います


ゾッとしました…


こんなに…なるまで…
心不全を起こしてたかもしれないなんて…
ショックで…涙ばかり出てました


息子は…
尿管を挿入され、大泣き
(あんなに大きな声を上げるなんて…)
赤血球の輸血が終了したのが明け方の4時

ようやく息子は、眠ることが出来ました

息子の寝てるベッドそばで
小児科医からまた、説明があり
息子さんの病気は…
白血病に間違いないと思います
県央にある病院で
白血病に詳しい先生がいるので
大学病院でなく、そちらの病院へ
午前8時頃目安に救急車で搬送します
入院に必要な荷物を出発前までに
まとめて持って来て下さい
私も一緒に付いて行きます
同乗は、お母さんでよろしいですか?

なんとなく…
大きな設備が整っているのは
大学病院というイメージがあったので…
一瞬不安になりましたが…

白血病に詳しい先生がいると聞くと
そちらの病院の方がいいだろう
と旦那と決めました

息子のことを看護師さんにお願いし
荷物をまとめに一旦、家に戻ったら
息子の状態を心配していた義父母が来ていて
旦那が…泣きながら説明してた

あんなに…ボロボロと泣いた…
涙でくしゃくしゃになった旦那を
見たのは後にも先にも…初めてでした


荷物をまとめて病院へ戻り
救急車に乗り込もうとした時に
ちょうど夜勤でいた知り合いの看護師さんが

お母さんが負けちゃダメだよ‼︎
しっかりしなくちゃダメだよ‼︎
支えてあげなくちゃ‼ だよ‼

正直…
え〜〜、しっかりってムリだよ
掛けられた言葉にびっくりしてましたが…

初発退院後に
その看護師さんと会う機会があり

私の息子も白血病で移植をしたんだ…
だからね…
自分も体験してたから…の言葉だったんだ

経験したから…の言葉だったと…
聞いた時にはビックリしましたが…

だから…だったのかなぁ
看護師さんの言葉が
いつも…私の支えになっていたのは…


夜間受付から怒涛の時間を過ごし
午前8時過ぎ頃に総合病院を出発し
(旦那は私の車で荷物を運んでくれました)
県央にある病院へと救急車で向かいました




ずっーと見つめていた輸血

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