美しい凄み | いつかの手紙

いつかの手紙

羽生結弦選手への想い、彼を想う自分の日々のことなどを詩のような短い散文で綴っています。

 
 
 

演技が終わり
 
腕を下ろした後のこの
 
 
なんという静謐で
 
美しい凄み
 
 
あの時のあなたの胸の内は
 
あなたにしか分からないけれど…
 
 
完璧に演じ切り
 
まだなお演じている
 
 
場を支配し
 
隙ひとつ見せない自分を…
 
 
この舞台を歓喜で終える
 
瞬間まで
 
 
音が止んでもなお張りつめたまま
 
緩むことのない弦のようだ
 
 
 

 
 
 

五輪というひとつの最高の舞台を
完璧に演じ切った。
 
…よく言われる言葉で、
用いるのに少し抵抗がありますが、
やはりそこは彼の劇場だったと思う。
 
傷も、不安も(あっただろうけれど)、
見事に隠しきりましたね。。
周りにも、多分自分自身の意識からも。
 


…でも、なんとなく感じとっていたファンは
多分たくさんいるよね。
だとしても、それでも、彼は完璧に演じきったのだと思います。
(ファンも、戦いが終わるまで、胸にしまっていた…)

…そして、試合が終わった後やっと緩められたのか、、
インタビューなどでの彼は、言っていることは
いつにも増してしっかりしているのに、
口調がゆるっとしていましたね。
(それだけ、極限まで気を張っていたのだろう…と思う。)