庭師と歩く今回の記事は庭好きなら誰もが憧れる「弧蓬庵」です。小堀遠州が晩年菩提寺として建立した大徳寺の塔頭です。近江八景の庭園を見ていると湖に浮かぶ、草蓬で屋根を葺いた弧舟を模した創意が分かるようです。

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今宮神社参道からすぐに分かる大きな石碑。


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弧蓬庵への石橋は小堀遠州の特徴その物との事。


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門前から凛とした雰囲気が伝わってきます。

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法堂の前庭に牡丹仕立ての檜が寄せ植え。


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法堂の扁額「弧蓬庵」の味の有る文字。


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ちらっと見える庭も下方だけの演出。


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次いで見られたのは忘筌席からの舟窓、そして「露結の手水」。「忘筌」とは禅語で、魚を獲るに筌(竹で作った魚獲りの道具)を忘れる。即ち目的達成の為には方法なんか忘れろ、方法ばかりに囚われてはいけないとの教え。


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「直入軒」からの近江八景の庭。


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白雲床から見るの「布泉の手水」。

今回訪れた「弧蓬庵」は非公開寺院の為特別公開を除いては一般には入れません。庭師の紹介で訪問が叶い、じっくりと 四百年近く経てもなお新鮮に小堀遠州の創意を味わえるのでした。